日本おもちゃ大賞:触った人が楽器になる「にんげんがっき」など7作品が受賞

「日本おもちゃ大賞」を受賞したタカラトミーアーツの「にんげんがっき」
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「日本おもちゃ大賞」を受賞したタカラトミーアーツの「にんげんがっき」

 今年で4回目となる「日本おもちゃ大賞」(日本玩具協会主催)の表彰式が14日、東京国際フォーラム(東京都千代田区)であり、人の体を楽器に変化させる「にんげんがっき」(タカラトミーアーツ)など7作品が大賞に輝いた。受賞玩具は16日に東京ビッグサイトで開幕する「東京おもちゃショー2011」(一般公開は18、19日)で展示される。

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 「日本おもちゃ大賞」は、おもちゃの開発競争を促進し、良質な商品を供給することを目的に08年創設。障害を持つ子への配慮を評価した「共遊玩具部門」、子どもの知育・教育に貢献した「エデュケーショナル・トイ部門」、男の子向けの「ボーイズ・トイ部門」、女の子向けの「ガールズ・トイ部門」、キャラクターを使用した「キャラクター・トイ部門」、素材・技術的に優れた新規性のある「イノベクティブ・トイ部門」、大人でも楽しめる「ハイターゲット・トイ部門」の7部門で審査、表彰した。

 イノベクティブ・トイ部門で選ばれた「にんげんがっき」は、相手の手やほお、おでこ、足などの肌にタッチするとさまざまな音やメロディーが演奏できる玩具。電極スイッチを持った人同士が、もう片方の手で相手の体に触ると、微弱な電流が流れて体内を通電し、音を奏でる仕組みとなっている。人と人がタッチするごとに一音ずつメロディが進んでいく「えんそうモード」や、ドラム音を奏でる「ドラマーモード」、30種類の動物の声や効果音が鳴る「へんしんモード」の3種類の演奏モードを搭載している。

 選考対象となったのは、「東京おもちゃショー2011」出展社の商品で、現在市場に出ている玩具、もしくは9月末日までに発売を予定している玩具で、過去におもちゃ大賞へ応募していないもの。31社から308点の応募があり、玩具コレクターで審査委員長の北原照久さんら21人が審査。最終選考に残った7部門計35点のプレゼンテーションを経て、受賞作を決めた。大賞作は次の通り。(毎日新聞デジタル)

 共遊玩具部門=トミカプリスクール ゆびこんシリーズ(タカラトミー)▽エデュケーショナル・トイ部門=アンパンマン タッチであいうえお教室キッズタブレット(アガツマ)▽ボーイズ・トイ部門=変身ベルトDXオーズドライバー・オーメダルシリーズ▽ガールズ・トイ部門=リカちゃん サーティワン アイスクリームショップ▽キャラクター・トイ部門=ONE PIECE LOGBOX(メガハウス)▽ハイターゲット・トイ部門=nanoblock 東京スカイツリー+LEDプレート(河田)

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