電撃大賞:応募総数は過去最高の5862作品 小説部門は5000を突破 大賞は10月に発表

 人気ライトノベルレーベル「電撃文庫」を発行するアスキー・メディアワークスは、新人賞「第18回電撃大賞」の応募総数を発表した。小説部門、イラスト部門を合わせ、前回の5404作品を上回る過去最高の5862作品の応募があったという。

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 内訳は、小説部門が5293作品(前回4842作品)、イラスト部門が569作品(同562作品)で、ともに前回を上回った。特に小説部門はライトノベル系の新人賞としては最多の応募数で、今回初めて5000作品を突破している。現在選考中で、10月上旬より受賞作品を発表する。

 同賞は、93年に作家やイラストレーターの登竜門「電撃ゲーム3大賞」として創設された。「図書館戦争」シリーズの有川浩さん、「灼眼のシャナ」の高橋弥七郎さん、「デュラララ!!」の成田良悟さん、「狼と香辛料」の支倉凍砂さんら多くの人気作家を輩出。前回は小説部門が東京都の多宇部貞人さん の「シロクロネクロ」、イラスト部門が、愛知県の村松加奈子さんが大賞に輝いた。(毎日新聞デジタル)

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