TKO:キングオブコントで「チャンピオンにこだわる」 「しずる」は賞金で「パチンコ台を出したい」

「キングオブコント2011」開催発表記者会見に登場した「TKO」
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「キングオブコント2011」開催発表記者会見に登場した「TKO」

 プロアマ問わずコント日本一を競う「キングオブコント2011」(TBS系)の会見が23日、東京都内で行われ、出場者らが出席。今年で芸歴20年というお笑いコンビ「TKO」の木本武宏さんは「40歳になるのできりもいい。チャンピオンにこだわっていきたい」と意気込み、優勝賞金1000万円の使い道を聞かれた「しずる」の池田一真さんは「自分たちのパチンコ台を出したい。僕と(相方の)村上(純さん)が抱き合ったらフィーバー」と目を輝かせた。

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 会見で「めちゃ×2イケてるッ!」レギュラーの女性お笑いコンビ「たんぽぽ」の白鳥久美子さんは「占い師さんに今年も2回戦止まりだと言われたけれど、占いが当たるとは限らない。優勝できたら、劇場建てます」と大きな夢を語り、「レイザーラモン」のHGさんは「相方も今勢いありますし、あとツッコミがいればネタが成立します。まだ予選ですし間に合う。ツッコミを募集します」と呼びかけた。

 また「ななめ45°」の岡安章介さんは「去年は3人組がファイナルに出ていないので、ほかの3人組と一緒に決勝を盛り上げていきたい」と意気込み、大阪から参戦した「ソーセージ」の秋山賢太さんは「コントは東京のイメージが強いですが、大阪にもコントを愛する者がいることを知らせたい」と話し、山名文和さんはグループの魅力を聞かれ「風味です!」と”ボケ”ていた。

 優勝賞金の使い道については「エレキコミック」のやついいちろうさんが「優勝したら、“やついワングランプリ”Y-1やります」と宣言、「ラバーガール」の大水洋介さんは「事務所のドアの取っ手がない。ガラスも割れているので、稽古場と事務所を移転します」とコメント。「ジャングルポケット」の斎藤慎二さんは「彼女とあまり会えない時間があるので、優勝したら旅行行くぜ!」とプライベートを明かしていた。ほかに「モンスターエンジン」「キングオブコメディ」らも出席した。

 08年から始まった「キングオブコント」は、10年にラストイヤーを迎えた漫才日本一を決める「M-1グランプリ」、ピン(1人)芸人日本一を決める「R-1ぐらんぷり」などと並ぶお笑いコンテスト。2人以上のユニットなら芸歴の制限なく出場可能。プロのみ即席ユニットでの出場は不可だが、アマチュアであれば、即席ユニットでも出場できる。08年大会では「バッファロー吾郎」が初代キングに輝き、09年は「東京03」、10年は「キングオブコメディ」が優勝している。今年は27日から東京のアトリエフォンテーヌで開催される1回戦を皮切りにスタートし、8月25、26日に東京の赤坂BLITZで行われる準決勝でファイナリスト8組(予定)が決定する。決勝戦の模様はTBS系で放送される予定。(毎日新聞デジタル)

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