香取慎吾:両さんとして「三百六十五歩のマーチ」をカバー 映画版「こち亀」主題歌

映画「こち亀 THE MOVIE 勝どき橋を封鎖せよ!」のロゴマーク
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映画「こち亀 THE MOVIE 勝どき橋を封鎖せよ!」のロゴマーク

 人気グループ「SMAP」の香取慎吾さんが、主演映画「こち亀 THE MOVIE 勝どき橋を封鎖せよ!」(8月6日公開)の主題歌をソロで歌うことが1日、明らかになった。主人公の「両さん」名義で水前寺清子さんの”昭和の名曲”「三百六十五歩のマーチ」をカバーする香取さんは、「昔から知っている歌でしたが、実際に歌ってみて、そして歌詞をじっくりと読んでみて、とってもいい歌で、この時代に歌えるという幸せを今改めてかみしめています」と喜びを語っている。

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 映画は、秋本治さんが「週刊少年ジャンプ」(集英社)で76年から連載しているギャグマンガが原作。35年にもわたる連載で、一度も休載せず、「少年誌の最長連載記録」としてギネス記録を保持している。コミックスは174巻まで発行。ドラマはTBS系で09年8月から放送され、ビートたけしさんや加山雄三さん、木村拓哉さんら毎回豪華ゲストが出演することで話題を集めた。

 葛飾区亀有公園前の派出所に勤務する警察官・両津勘吉(香取さん)は、豪快で型破り、やることなすことハチャメチャで、上司の大原部長(伊武雅刀さん)にカミナリを落とされてばかり。同じ派出所勤務の後輩で、パリ生まれの秋本カトリーヌ麗子(香里奈さん)や、大財閥の息子、中川圭一(速水もこみちさん)らはハラハラし通しの毎日を送っている……。映画では、両津が小学生時代のあこがれの同級生・桃子(深田恭子さん)に偶然再会。シングルマザーの桃子にひかれた両津は、「警察やめて桃子と一緒になる!」とたんかを切るが、そのころ警察庁長官の孫娘が誘拐される事件が発生し……というストーリー。

 「三百六十五歩のマーチ」はハチャメチャだけど人情に厚く、誰とでも仲良くなってしまう両さんのキャラクターや「見る人に明るく元気になってほしい」という映画のテーマにぴったり合う曲として主題歌として白羽の矢が立った。香取さんは、「三百六十五歩のマーチ」が主題歌に決まったことを知ったとき、「とてもうれしかったです。『こち亀』にも、今の日本にもぴったりの歌で、一日一歩ずつでも先に進んでいこうとさせてくれる歌です」とコメント。映画について、「完成した映画を見ましたが、想像以上に面白かったです! 両さんのキャラクターの強さと人情ドラマのぶつかり合いによって笑えて、そしてハラハラドキドキもあって、最後に感動してしまい、この映画に完全にやられました」とアピールしている。

 8月3日に両さん名義で発売されるアルバム「こち亀2011 両さんソングブック」には、「三百六十五歩のマーチ」をはじめ、ドラマのオープニング曲「こちら葛飾区亀有公園前派出所」や、「両さん人情のテーマ from こち亀 THE MOVIE」などを収録する。価格は1365円を予定。香取さんが「(『三百六十五歩のマーチ』の収録で)ブースに入った瞬間にわき上がった」という冒頭の「いってみよー!」というアドリブのかけ声にも注目だ。(毎日新聞デジタル)

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