こち亀:香取慎吾主演で映画化 ドラマ化に続き、来夏公開予定

 人気グループSMAPの香取慎吾さん主演でドラマ化された人気マンガ「こちら葛飾区亀有公園前派出所(こち亀)」が、香取さん主演で実写映画化されることが9日、明らかになった。タイトルは「こち亀 THE MOVIE 勝鬨橋(かちどきばし)を封鎖せよ!(仮)」で来年の夏の公開を予定。香取さんは「おまたせ~! まじかよ? 本当に映画化? 視聴率なんてぶっ飛ばせ! 映画化でイイじゃん! よっしゃ~スクリーンで暴れるぞォ~!」と意気込みを語っている。

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 「こち亀」は秋本治さんが「週刊少年ジャンプ」(集英社)で76年から連載しているギャグマンガ。コミックスは170巻で累計1億4000万部以上を売り上げており、「少年誌の最長連載記録」としてギネス記録を保持している。香取さんのドラマ版はTBS系で09年8月から放送。ビートたけしさんや加山雄三さん、木村拓哉さんら毎回豪華ゲストが出演することで話題を集めた。

 映画版もドラマ版と同じく同じ派出所勤務の後輩で、パリ生まれの秋本カトリーヌ麗子を香里奈さん、大財閥の息子、中川圭一を速水もこみちさんがそれぞれ演じるほか、新たに「マドンナ」も登場するという。映画化にあたっては、ドラマ版のホームページ上で、出てほしい原作キャラクターを募集する。

 原作者の秋本さんは「テレビドラマの『こち亀』がこのたび映画化となり大変うれしく思います。両さんが暴れまわり活躍する姿が大画面で帰ってきます。東京下町の情緒や大人も子供も楽しめるエンターテインメント映画になるといいですね」とコメントを寄せている。(毎日新聞デジタル)

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