坂口安吾:「安吾捕物帖」がアニメ化 「ノイタミナ」で10月放送 「ハガレン」スタッフが再集結

アニメ「UN-GO(アンゴ)」のポスター (c)「UN-GO」製作委員会
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アニメ「UN-GO(アンゴ)」のポスター (c)「UN-GO」製作委員会

 作家・坂口安吾の小説「明治開花 安吾捕物帖」がアニメ化されることが明らかになった。同作を原案にしたテレビアニメ「UN-GO(アンゴ)」で、10月からフジテレビの深夜アニメ枠「ノイタミナ」で放送される。監督は水島精二さん、ストーリーと脚本は會川昇さん、制作はボンズと、アニメ「鋼の錬金術師」を手掛けたスタッフが再集結。また、ゲーム「シャイニング・フォース フェザー」のpakoさんと、アニメ「機動戦士ガンダム00」の高河ゆんさんがキャラクターデザインを担当する。

ウナギノボリ

 「安吾捕物帖」は、文明開化に沸く明治初期を舞台に、紳士探偵の結城新十郎が個性的な仲間たちと次々と起きる怪事件に挑むストーリー。「UN-GO」は、同作を原案に、會川さんが大きくアレンジを加えたオリジナルストーリーのアニメ。近未来を舞台に、探偵の結城新十郎と、不思議な少年・因果(いんが)の2人が、次々と舞い込む事件の謎に迫るミステリーだ。

 ノイタミナは、「アニメの常識をひっくり返す」という意味を込めて付けたアニメ枠で、05年4月から放送中(現在は1時間で2作品)。これまで「のだめカンタービレ」や「墓場鬼太郎」、4~6月に放送されて人気となった「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」などの人気作を生み出している。10月からは、「UN-GO」のほか、インターネットで話題のクリエーター集団「supercell」が楽曲とキャラクター原案として制作に参加する「ギルティクラウン」も放送される予定。(毎日新聞デジタル)

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