4日発売の「週刊ヤングマガジン」(講談社)誌上で発表されたグラビアアイドルの登竜門「ミスマガジン2011」で準グランプリに輝いた、歌手の田原俊彦さん(50)の長女で東京都出身の綾乃美花(あやの・みか)さん(17)は「もっともっとみなさんにお会いする機会が増えるように、そしてテレビからも皆さんに笑顔を届けることができるように、私自身も努力しますので応援よろしくお願いします」と笑顔でファンに呼びかけた。秋に名古屋テレビほか各局で放送されるドラマ「もっと熱いぞ! 猫ヶ谷!!」に受賞者全員が出演することについて「ミスマガジンの先輩で尊敬するのは桜庭ななみさん。女優になるのが夢なので、ドラマは頑張って挑みたいと思います」と意気込みを語った。
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「ミスマガジン2011」の受賞者は10日、東京ジョイポリス(東京都港区)で行われたお披露目イベント「ミスマガジン2011 FINAL in 東京ジョイポリス」に登場した。ミスマガジンは、82年に始まった美少女コンテストで、01年に週刊少年マガジンとヤングマガジン両誌主催に規模を拡大、02年には安田美沙子さんや中川翔子さん、05年には北乃きいさんや時東ぁみさんを輩出。06年グランプリの倉科カナさんはNHK連続テレビ小説「ウェルかめ」(09年9月~10年3月に放送)のヒロインを務めるなど、出身者が多く活躍している。今年は約1万5000人が応募し、グランプリには大分県出身の18歳、衛藤美彩さんが輝き、ミス週刊少年マガジン賞に東京都出身の17歳・秋月三佳さん、ミスヤングマガジン賞には東京都出身オーストラリア育ちの17歳・朝倉由舞さんが選ばれた。
朝倉さんは「ありがとうございます。みなさんのおかげです。これから一生懸命頑張りますので、応援よろしくお願いします」と緊張した面持ちでファンへの感謝を語った。秋月さんは「本当にうれしくて、(受賞を)聞いた時は皆さんのおかげだと一番に思いました。これからも感謝の気持ちを忘れずに謙虚に、スタートした時の気持ちをずっと素直に持って忘れずに頑張っていきたい」と喜んだ。グランプリの衛藤さんは「みんな可愛い子たちばかりで、本当に自信がなかったので今でも信じられないです。これからがスタートだと思うので、今の素直な気持ちで頑張っていきたい。ツイッターでも応援メッセージ、うれしかったです。応援よろしくお願いします!」と満面の笑みでファンに応えていた。
グランプリの衛藤さんは、雑誌のはがきと携帯アンケートなど、ほとんどすべてで上位を占め、グランプリ受賞となった。また、写真や映像を通すと素質がさらに輝くといい、タレントとして素晴らしいとの評価となった。準グランプリの綾乃さんは、インターネットやニコニコ動画、ジョイサウンドなどで得票を集め、グラビアファンにとどまらない幅広い人気が決め手となった。また、ベスト15だけで行う台本読みのテストや撮影で、TBSのプロデューサ−たちが急に大人っぽくなる綾乃さんの不思議な雰囲気を評価した。
秋月さんは「週刊少年マガジン」のアンケートで圧倒的な人気を集めた。ミスマガジンの歴史的にも珍しいボーイッシュな少女で目力も強く、透明感あふれる女優として期待されての受賞。一方、「ヤングマガジン」で人気を集めた朝倉さんは、帰国子女ならではの不思議な日本語で“天然”に見えるため、バラエティー番組での活躍が期待されるほか、魅力的なボディーを持っているため、グラビアで活躍を期待したいという評価を得た。
イベントには、昨年の受賞者グランプリの新川優愛(ゆあ)さんのほか、清水富美加さんらミスマガジン2010の5人も登場した。副賞として、受賞の4人にはニコニコ動画で活躍する音楽プロデューサーのプロデュースで配信での歌手デビューができるミスマガシンガー賞が贈られたほか、第91回全国高校ラグビーの大会公式キャラクターとなる高校ラグビー賞に秋月さん、JOYSOUND賞と東京ジョイポリス賞が綾乃さんに贈られた。(毎日新聞デジタル)