大ヒットファンタジー映画の最終章で15日公開の「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2」(デイビッド・イェーツ監督)に出演しているダニエル・ラドクリフさん、エマ・ワトソンさん、ルパート・グリントさんらの東日本大震災の被災地への直筆メッセージ入り応援旗が14日、宮城県の村井嘉浩知事に贈呈された。応援旗は、東日本大震災の被災地の復興を願うラドクリフさんら出演者とスタッフ総勢17人がメッセージとサインを日の丸に書き込んだもので、同作を配給するワーナー エンターテイメントジャパンのウイリアム・アイアトン社長から被災地を代表して村井知事に手渡された。ラドクリフさんは「To 日本 Love from Daniel Radcliffe」とメッセージをつづっている。
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同社では全国公開に先駆けて、宮城、岩手、福島の3県の映画館で特別試写会を開催。贈呈式で、アイアトン代表取締役社長は、「本作は、友情や家族の大切さなどのテーマがある作品です。ぜひこの応援旗が、多くの皆さまが見られて、復興への『勇気』や『元気』、『希望』がわくキッカケとなってくだされば幸いと思っております」と作品と旗に込めたメッセージについて話し、受け取った村井知事は「出演者さまのお気持ちは、県民の皆さまに必ず伝わると思います。また震災から4カ月が経過し、県民の心にも少し余裕が出始めたところです。映画に触れて、元気が出てくることと思います。そして、この映画の成功もお祈りしております」と喜んだ。応援旗は、今後、岩手、福島県を巡回する。
「ハリー・ポッター」シリーズは英作家J・K・ローリングさんが97年から刊行したファンタジー小説が原作。20世紀末の英国を舞台に、魔法使いの少年ハリーの魔法学校での生活や、ハリーの父母を殺害した闇の魔法使いヴォルデモート卿との戦いを描いている。最終章では、17歳のハリー(ラドクリフさん)と親友のロン(グリントさん)、ハーマイオニー(ワトソンさん)らがヴォルデモート卿との戦いに臨む。今まで明かされていなかった真実が次々に明らかになり、魔法界における善と悪の戦いがついに最終決戦を迎える。丸の内ピカデリーほか全国ロードショー。(毎日新聞デジタル)
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