鋼の錬金術師:劇場版「嘆きの丘の聖なる星」特別映像公開 ジュリア中心に後半の映像も

7月に公開される劇場版アニメ「鋼の錬金術師 嘆きの丘(ミロス)の聖なる星」のビジュアル (c)荒川弘HAGAREN THE MOVIE 2011
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7月に公開される劇場版アニメ「鋼の錬金術師 嘆きの丘(ミロス)の聖なる星」のビジュアル (c)荒川弘HAGAREN THE MOVIE 2011

 劇場版アニメ「鋼の錬金術師 嘆きの丘(ミロス)の聖なる星」の特別映像が15日、公開された。

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 映像は、劇場版のヒロイン・ジュリアを中心にした物語の核心に触れる内容になっており、後半のシーンも収録されている。

 アニメは、「月刊少年ガンガン」(スクウェア・エニックス)で01~10年に連載された荒川弘さんのマンガが原作。錬金術が科学のように発達した世界を舞台に、禁じられた「人体錬成」に挑んで失敗し、体を奪われたエルリック兄弟が失った体を取り戻すため、「賢者の石」を探す旅に出るダークファンタジー。

 劇場版アニメは、エルリック兄弟が、刑務所から逃げ出した錬金術の使い手メルビン・ボイジャーを追って、アメストリスと大国「クレタ」の国境沿いにある、巨大な崖に囲まれた街「テーブルシティ」に向かう。兄弟は、その地でジュリア・クライトンという1人の少女に出会い、街の血塗られた歴史と、運命に翻弄(ほんろう)された人々の嘆きを知る……というオリジナルストーリーだ。

 動画では、ジュリアがアルから禁断の「人体錬成」のことを聞き出そうとするなど、強く力を欲する場面から始まり、アルが「禁忌を犯せば報いを受ける」と厳しい言葉をぶつけても、ジュリアが「報いがあるなら私が背負います」と言い放っている。また、後半のカギを握るさまざまなシーンも公開されている。(毎日新聞デジタル) 

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