注目ドラマ紹介：「荒川アンダー ザ ブリッジ」林遣都＆桐谷美玲に小栗旬がカッパ姿で出演

　中村光さんの人気マンガを実写化したドラマ「荒川アンダー ザ ブリッジ」が26日、TBSを皮切りに同系列局などで順次放送がスタートする。林遣都さんが連続ドラマ初主演を務め、自称「金星人」という特殊なヒロインを桐谷美玲さんが演じるほか、小栗旬さんがカッパの着ぐるみ姿の「村長」役、山田孝之さんが星形のマスクをかぶった「星」役で出演することでも話題を集めており、12年2月には同キャストで映画も公開予定という注目作だ。

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　原作は、「聖☆おにいさん」で知られる中村さんが「ヤングガンガン」で04年から連載する人気マンガ。自称「金星人」のホームレス美少女「ニノ」（桐谷さん）に助けられ、荒川の橋の下に住み着くことになった大企業の御曹司・市ノ宮行（林さん）が、個性豊かな住人たちと日々を過ごすというコメディー。林さんらのほか、ドジな農場主のP子を元「モーニング娘。」の安倍なつみさん、サディスト美女の牧場主・マリアを片瀬那奈さん、市ノ宮財閥社長の市ノ宮積を上川隆也さん、筋骨隆々の傭兵（ようへい）上がりの「シスター」を城田優さんが演じ、奇抜な姿を披露する。

　第1話は、「人に借りを作るべからず」の家訓のもとに生きてきたエリート青年・一ノ宮行が、荒川の橋の上でズボンを子供たちに奪われ、ポケットの“宝物”と一緒に川へ落下してしまうが、危ないところを自称「金星人」という美少女・ニノに助けられる。行は借りを返したい一心で、少女の「恋をさせてくれないか」という願いをつい受け入れてしまう。彼女に導かれ、河川敷の村長に会いに行くが、そこにいたのはどう見てもカッパの着ぐるみを着た変人だった……というストーリー。

　主題歌は、ロックバンド「Galileo Galilei（ガリレオ・ガリレイ）」の「さよならフロンティア」。TBSで26日から毎週火曜深夜0時55分、MBSで30日から毎週土曜深夜0時半など、現在、深夜ドラマでは異例の全国25局で放送される予定。（毎日新聞デジタル）