ラルクアンシエル：豪雨の“味スタ”でバンドヒストリーを追った20周年記念ライブ　WOWOWで放送

　ロックバンド「L’Arc～en～Ciel（ラルクアンシエル）」が5月28、29日に「味の素スタジアム」（東京都調布市）で開催した20周年記念ライブ「L’Arc～en～Ciel 20th L’Anniversary Live」の模様が31日にWOWOWで放送される。

ウナギノボリ

「光る君へ」より昔！　最も古い時代の大河ドラマは？　1976年「風と雲と虹と」のあらすじ

　豪雨の中で行われた2日間のライブは、これまでの20年間のバンドヒストリーを追う形で展開。1日目はファーストアルバム「DUNE」（93年）から「HEART」（98年）までの楽曲を中心に構成され、オープニングナンバーの「In the Air」や「Caress of Venus」「Blurry Eyes」など初期の代表曲や、yukihiroさんが加入後ステージで初演奏された貴重なナンバーの数々が披露された。hydeさんは観客の大声援に「今日はかなりコアなファンが集まってるってことですね。すみずみまでマニアが見えます」と声を上げ、会場を沸かせていた。ライブ終盤には、「止まない雨はない」というhydeさんのMCに続いて「虹」が演奏され、1日目は終幕を迎えた。

　2日目は2作同時発売となった「ark」「ray」（99年）から11枚目のオリジナルアルバム「KISS」（07年）、そして最近の楽曲からラインアップ。前日から続いた雨はさらに激しさを増す中、オープニングナンバーの「READY STEADY GO」や、「HEAVEN’S DRIVE」「Driver’s High」などのヒット曲が次々と披露された。ライブ終盤には「forbidden lover」「MY HEART DRAWS A DREAM」や、最新曲「GOOD LUCK MY WAY」を披露。“未来への祈りと願いが込められた”という3曲に、会場からは大きな拍手が沸き起こった。

　番組では、2日間にわたって全45曲が演奏されたライブの模様を、2時間に凝縮。31日午後6時からWOWOWで放送する。（毎日新聞デジタル）