映画興行成績:「トランスフォーマー」最新作が興行収入順で初登場1位獲得

「トランスフォーマー ダークサイド・ムーン」の一場面 (C)2011 PARAMOUNT PICTURES.ALL RIGHTS RESERVED.
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「トランスフォーマー ダークサイド・ムーン」の一場面 (C)2011 PARAMOUNT PICTURES.ALL RIGHTS RESERVED.

 1日に発表された7月30、31日の映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)によると、スティーブン・スピルバーグさん製作、マイケル・ベイ監督のシリーズ最終章「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」が観客動員数では2位ながら、興行収入順では、1位の「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2」を上回る約5億7172万円で1位を獲得した。同映画は、29日に全国779スクリーンで公開され、土日2日間で約36万人を動員。公開日の金曜日と前夜祭も含めた3日間の成績は、約53万人を動員、興収は約8億1892万円だった。

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 「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2」は、国内910スクリーンで公開し、土日2日間の約37万人を動員し3週連続の首位を獲得。2日間で興収約5億3523万円を記録し、累計で50億円を突破した。3位は初登場のディズニー/ピクサー最新作「カーズ2」で、全国514スクリーンで公開され、土日2日間の成績は約34万人を動員し、興行収入約4億5816万円。1作目の「カーズ」との興収比は121%、同じディズニー/ピクサーの作品と比べても「ウォーリー」(08年)の102%、「レミーのおいしいレストラン」(07年)の126%となり、興収40億円超に向け好発進した。

 全世界で既に9億8000ドル(約780億円)を超える興行収入となっている「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」は、あらゆるハイテク機器に姿を変えられる金属生命体「トランスフォーマー」が、正義の“オートボット”と悪の“ディセプティコン”に分かれて戦いを繰り広げるシリーズ第3弾で初の3D作品。主人公サム・ウィトウィッキーをシャイア・ラブーフさん、ヒロインを英国出身のトップモデルで、メジャー映画デビューとなるロージー・ハンティントン・ホワイトリーさんが務めている。「カーズ2」は、主人公の天才レーサー“マックィーン”とおんぼろレッカー車“メーター”のコンビが、グランプリレースに出場するために訪れた日本で、巨大な陰謀に巻き込まれる……というストーリー。日本の女性3人組テクノポップユニット「Perfume(パフューム)」の「ポリリズム」が挿入歌に採用されたことでも話題となっている。

 そのほか新作は、6位に忍者アクションアニメの劇場版第8弾「劇場版NARUTO−ナルト−ブラッド・プリズン」が入った。全国260スクリーンで公開され、土日2日間で約11万人を動員し、興行収入は約1億2696万円となった。無実の罪で「ブラッド・プリズン」と呼ばれる絶海の孤島に立つ罪人収監所に投獄された主人公・ナルトは、無実を証明するために事件の真相を追う……というストーリー。短編「炎の中忍試験!ナルトVS木ノ葉丸!!」も同時上映。(毎日新聞デジタル)

1位  ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2

2位  トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン

3位  カーズ2

4位  劇場版ポケットモンスター 2011

5位  コクリコ坂から

6位  劇場版NARUTO−ナルト−ブラッド・プリズン

7位  ロック −わんこの島−

8位  忍たま乱太郎

9位  アンダルシア 女神の報復

10位  それいけ!アンパンマン すくえ!ココリンと奇跡の星

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