劇場版ポケモン：ピカチュウはレモン味？　300万人突破記念でSKE48がつまみ食い

　劇場版アニメ「劇場版ポケットモンスター ベストウイッシュ　ビクティニと黒き英雄 ゼクロム」「ビクティニと白き英雄 レシラム」が公開から30日間で動員300万人を突破したことを記念して14日、名古屋市港区のTOHOシネマズ名古屋ベイシティで舞台あいさつがあり、ポケモンの大ファンというアイドルグループ「SKE48」の高柳明音さん、佐藤聖羅さん、石田安奈さんが登場した。高柳さんは「300万人動員なんてスゴイと思います。でも、そのうちの3人は私たちなんですけれどね」と映画のヒットを喜び、「ポケモンは1作目から全部、映画館で見ています。今回、大好きなポケモン映画の応援ができてうれしいです。将来はポケモンアニメの声優をしたいです」と野望を語った。

ウナギノボリ

「光る君へ」より昔！　最も古い時代の大河ドラマは？　1976年「風と雲と虹と」のあらすじ

　「劇場版ポケットモンスター」の第14作となる今回は2作品同時公開で、「大地の剣」と呼ばれる城を中心に広がる街・イッシュ地方のアイントオークを舞台にサトシやピカチュウらの活躍を描く。アイントオークは、かつて「大地の民の王国」として栄えたが、現在は衰退した街で、バトルに参加したサトシやピカチュウたちは、人やポケモンに不思議なパワーを与える幻のポケモン「ビクティニ」に出会う。アイントオークの復活を願う大地の民の末えいのドレッド・グランギルは、ビクティニのパワーを利用して大地の剣を動かそうとたくらみ、その影響で街は、かつてない異変に巻き込まれてしまう……というストーリー。「～黒き英雄　ゼクロム」と「～ 白き英雄　レシラム」は、それぞれ異なるエンディングが用意されている。7月16日の公開から30日間で307万7407人を動員している。

　舞台あいさつには、ビクティニの好物のマカロン5053個で作られたマカロンアートのピカチュウとビクティニが登場。スタッフ15人が夜を徹して作成したもので、SKE48の3人も仕上げを手伝った。石田さんは「普段から、マカロンを作ったりするのですが、マカロンアートを作成するなんて思いもしなかったです」と話し、ピカチュウのマカロンを食べて「レモン味だ」と喜んでいた。佐藤さんは、ビクティニのマカロンをつまみ食いして「ビクティニの味がする」と感想を話すと、高柳さんが「食べたことないやろ」と突っ込みを入れていた。

　映画は、全国東宝系で公開中。（毎日新聞デジタル）