有働由美子:離婚番組でMC「結婚もしていないのに…」と困惑 NHK「もしも明日…」

「もしも明日が…」の会見に出席した有働由美子アナ
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「もしも明日が…」の会見に出席した有働由美子アナ

 NHKの有働由美子アナウンサー(42)が25日、9月に同局で放送する番組「もしも明日(あした)…」の第1回「離婚の危機を迎えたら」(名古屋放送局)の会見に出席した。有働アナは「結婚もしていないのに離婚の73分の番組をやることになって『あれまあ』と思った」と苦笑いだった。

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 「もしも明日が…」は、明日、自分の身に予想もしなかったことが起こったらどうすればいいのか、その対処方法を、ドラマとスタジオでのトークやVTRを組み合わせて紹介する。07年に2度、情報番組「生活ほっとモーニング」の特集として放送され、09年と10年に新番組の企画制作枠「番組たまご」の一環として「親の介護が必要になったら」「家族の葬式をあげることになったら」などのテーマで放送された。

 第1回「離婚の危機を迎えたら」のドラマは、仕事に注力するあまり、家庭がおろそかになってしまった妻が、5日間の出張から家に帰ると、夫と子どもがいなくなり、離婚届が置いてあった、というエピソードから始まる。弁護士を交えて5歳になる子どもの親権を争い、夫の母親も巻き込んでいく……という物語。有働アナが司会を務めるスタジオトークのゲストには、離婚歴のある作家の室井佑月さん(41)、俳優の石田純一さん(57)、六角精児さん(49)が出演し、自身の離婚経験や、その経験に基づいた考えなどをトークする。また女性弁護士なども出演し、親権問題などについて解説する。

 「スタジオ収録に3時間以上かかった」と話した有働アナは「私が若いころは離婚はしちゃいけないものだった。今は幸せの形を考えたときに離婚は当たり前のようになった。離婚は嫌なものだという話はやめようというところから始まって、勉強になりました」とコメント。3度の離婚を経験している六角さんの離婚エピソードについて「1人目、2人目、3人目(の妻)がどういうふうに家をお出になったかということを、みんなで聴き入ったりしました」と明かした。

 会見には第1回のドラマに出演する女優の高野志穂さん(31)、俳優の田中幸太朗さん(28)も出席した。第1回「離婚の危機を迎えたら」は9月3日、総合テレビで午後10時~同11時13分に放送。第2回「我が子に虐待を始めたら」(大阪放送局)をは9月24日午後9時~同10時13分に放送する。また第3回と第4回を12年3月に放送予定で、いずれも有働アナが司会を担当する予定。(毎日新聞デジタル)

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