東映まんがまつり:22年ぶりの復活 水木一郎、ももクロの夢の“Z”ライブも 9月2日開催

22年ぶりに復活する「東映まんがまつり スペシャルナイト」に出演する水木一郎さん
1 / 1
22年ぶりに復活する「東映まんがまつり スペシャルナイト」に出演する水木一郎さん

 64年から89年まで、毎年春休みや夏休みなどに公開され、子供たちの人気を集めていた「東映まんがまつり」が、22年ぶりに1夜限りで復活することがわかった。「東映まんがまつり スペシャルナイト」と題され、9月2日に一ツ橋ホール(東京都千代田区)で開催。往年のアイドルグループ「フィンガー5」も出演した懐かしの復刻フィルムが公開されるほか、“アニソンの帝王”の異名をとる水木一郎さんや仮面ライダーXなどのヒーローも駆けつける。

あなたにオススメ

 同イベントは、DVD「復刻!!東映まんがまつり」の発売を記念して開催されるもので、「フィンガー5の大冒険」「マジンガーZ対暗黒大将軍」など74年夏の復刻フィルム上映や、ゲストとして水木さんとアイドルグループの「ももいろクローバーZ(ももクロ)」のミニライブが行われる。「マジンガーZ」の主題歌を歌う水木さんと、グループ名にZを付けて勢いに乗る「ももいろクローバーZ」の“Z”共演でイベントを盛り上げ、仮面ライダーXやイナズマン、ロボコンなど往年の人気ヒーローも登場する。チケット(2000円)は「チケットぴあ」で発売中。

 「東映まんがまつり」とは、64年7月に「まんが大行進」として、「鉄人28号」「エイトマン」などの子供向けテレビ番組数本を上映したのが最初で、以後定期興行として定着。「東映こどもまつり」「東映まんがパレード」「東映ちびっ子まつり」などのいくつかの名称を経て、「東映まんがまつり」として定着したのは69年の春の興行から。90年3月に「東映アニメまつり」と名称を変更。その後も「東映アニメフェア」と名称を変更しつつ、02年まで続いた。

 DVD「復刻!!東映まんがまつり」は73年夏の上映作品が収められた「1973年夏」と74年の「1974年夏」が10月21日発売、「1975春」「1976春」が11月21日に発売予定。価格は各5040円。(毎日新聞デジタル)

アニメ 最新記事