米マーベル・コミックのヒーローマンガを3Dで実写映画化した「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー」(ジョー・ジョンストン監督)の最新画像が公開された。画像は、貧弱な主人公のスティーブ・ロジャース(クリス・エバンスさん)が屈強な肉体に変身する劇的な“ビフォア&アフター”が描かれている。
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「キャプテン・アメリカ」は「スパイダーマン」「アイアンマン」などと並ぶ米マーベル・コミックの人気ヒーロー。1942年、兵士に不適格とされた主人公のスティーブ・ロジャースが、軍の極秘実験「スーパーソルジャー計画」により、人間の身体能力を極限まで高めた強じんな肉体を持つ「キャプテン・アメリカ」として生まれ変わる。星条旗をモチーフにしたスーツに身を包み、破壊不可能なシールドを手にして、宿敵レッド・スカル率いるヒドラ党との戦いに挑む……というストーリー。軍の上官のフィリップス大佐をトミー・リー・ジョーンズさん、宿敵レッド・スカルを「マトリックス」シリーズのヒューゴ・ウィービングさんが演じる。
今回、公開された画像は、「スーパーソルジャー計画」の肉体改造によって驚異的な身体能力を手に入れたスティーブ・ロジャースの姿で、撮影には、映画「ターミネーター2」の適役T−1000の描写にも使用された“モーフィング”という特殊効果が用いられているという。“もやし男”がマッチョな肉体を手に入れ、ヒーローになった理由は、映画で明らかになる。
クリス・エバンスさんは、主人公のスティーブ・ロジャースについて「ヒーローとしての魅力はたくさんあります。彼に従って戦いたいと思うような人ですし、指導者になってもらいたいと思うような人です。そう思うのは、彼が勇敢で正義にあふれているからではなく、善良な人で、彼だったら自分が戦場から無事に戻れるように確認してくれると思えるからです」と話し、ジョンストン監督も「人は、スティーブ・ロジャースというキャラクターを知ることになります。70年もの間、絶大な人気を博している理由を。それこそが私が映画を手がけた理由なのです」とキャラクターの魅力を語っている。映画は10月14日から丸の内ルーブル(東京都千代田区)ほか全国で3D公開。(毎日新聞デジタル)
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