漫F画太郎：「罪と罰」や代表作の原画1100枚を読者にプレゼント

　マンガ家の漫F画太郎さんが、「月刊コミック＠バンチ」（新潮社）で連載中のマンガ「罪と罰」のコミックス第1巻（10月8日発売）の発売を記念して、コミックス購入者を対象に同作品の原画100枚や代表作の原画1000枚を店頭でプレゼントするキャンペーンを企画。配布に協力してくれる書店を募集している。マンガ家にとって“命”ともいえる原画をそのままプレゼントするのは極めて異例で、同社では初の試みという。

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　「罪と罰」は、ロシアの世界的文豪ドストエフスキーの名作を基にした作品。マンガでは、パンクファッションに身を包んだ自称天才のエビ山エビゾーが、質屋の高齢女性に「ゆとり」といってバカにされたことで恨み、完全犯罪を計画する……という原作を脚色した内容になっている。

　原画を配布する書店はメールやツイッターで募集しており、「月刊コミック＠バンチ」の公式サイトで告知している。応募締め切りは7日まで。結果は9日に発表される。（毎日新聞デジタル）