1964年から89年まで毎年春休みや夏休みなどに公開され、子供たちの人気を集めた「東映まんがまつり」が2日、22年ぶりに「復刻!東映まんがまつり DVD発売記念スペシャルナイト」として一夜限りで復活した。東京都千代田区の一ツ橋ホールで行われた同イベントには、アイドルグループ「ももいろクローバーZ(ももクロ)」が登場。舞台上で“共演”を果たした仮面ライダーXについて、リーダーの百田夏菜子さんは、「仮面ライダーは、小さい子が好きなみんなのアイドルだと思います。私たち『ももクロ』も仮面ライダーに負けないくらいのアイドルになりたいと思う!」と高らかに宣言した。
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「東映まんがまつり」とは、64年7月に「まんが大行進」として、「鉄人28号」「エイトマン」などの子供向けテレビ番組数本を上映したのが最初で、以後定期興行として定着。「東映こどもまつり」「東映まんがパレード」「東映ちびっ子まつり」などのいくつかの名称を経て、「東映まんがまつり」として定着したのは69年の春の興行から。90年3月に「東映アニメまつり」と名称を変更。その後も「東映アニメフェア」と名称を変更しつつ、02年まで続いた。
イベントは、DVD「復刻!!東映まんがまつり」の発売を記念して開催され、ももクロをはじめ、“アニソンの帝王”の異名をとる水木一郎さん、往年の人気ヒーローである仮面ライダーX、ペロ、イナズマン、ロボコンが登場。「フィンガー5の大冒険」「マジンガーZ対暗黒大将軍」など74年夏の復刻フィルム上映や、水木さんとももクロのミニライブが行われた。
「東映まんがまつり」開催時にはまだ生まれていないももクロメンバーだが、有安杏果さんは「『セーラームーン』はビデオで借りて見てました」と明かし、水木さんは「『セーラームーン』をはじめ、ももクロにアニソンをカバーしてもらいたいね!」と上機嫌に話した。
イベントでは、水木さんとももクロのコラボ曲「Z伝説~終わりなき革命~」も披露された。水木さんは、「(ももクロは)踊りもいいし、性格もものすごくいいので芸能界で伸びてもらいたいと思う」とエールを送った。百田さんは、「イベント前にアニキ(水木さん)から赤いリストバンドをもらったんです!また一緒にお仕事できて、一緒に歌えてうれしかった!」と満面の笑みを見せた。
DVDは、「東映まんがまつり」をそのまま再現したもので、「1973年夏」「1974年夏」「1975年春」「1976年春」の4種類があり、価格は各5040円。「マジンガーZ対デビルマン」や「仮面ライダーV3対デストロン怪人」の劇場用オリジナル新作を収録した「1973年夏」、初DVD化の「フィンガー5の大冒険」などを収録した「1974年夏」は10月21日発売。初DVD化の「アンデルセン童話 にんぎょ姫」などを収録した「1975年春」、「長靴をはいた猫 80日間世界一周」などを収録した「1976年春」は11月21日発売予定。なお、初回生産限定版には、当時劇場で販売されていたパンフレットの縮小復刻版が付属する。(毎日新聞デジタル)
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