尾野真千子:朝ドラ第1週完成「絶対面白くなります」と自信の笑み 10月開始「カーネーション」

「カーネーション」の会見に登場した尾野真千子さん
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「カーネーション」の会見に登場した尾野真千子さん

 10月から放送されるNHK連続テレビ小説「カーネーション」の第1週「あこがれ」が完成し、ヒロイン・糸子役の尾野真千子さん(29)が5日、東京都渋谷区の同局で行われた報道陣向けの試写会後、会見に登場した。尾野さんは報道陣に「面白かったでしょ?」とおどけて問いかけながらも、「泣いたり笑ったり怒ったり、いろんなことがありますが、楽しくやっています。(ドラマは)絶対面白くなります」と笑顔で自信を見せた。尾野さんはこの日、同大阪放送局(大阪市中央区)で行われる会見にも出席する。

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 「カーネーション」は、デザイナーのコシノ3姉妹の母・小篠綾子さんをモデルにしたドラマ。大正2(1913)年、大阪・岸和田の呉服商の娘として生まれたヒロインの小原糸子(おはら・いとこ)が、ミシンの修業を積んで洋装店を開業するが、夫は出征先で戦死。女手一つで娘3人を育てることになる。糸子の波瀾(はらん)万丈の人生物語で、涙と笑いの子育て奮闘記でもある。映画「ジョゼと虎と魚たち」などの渡辺あやさんが脚本を担当。主題歌は椎名林檎さんが新曲「カーネーション」を書き下ろした。

 第1週「あこがれ」は大正13年、「だんじりの屋根に乗りたい」と夢を抱く呉服屋の長女でおてんばな11歳の糸子(二宮星ちゃん)が、祖父母の家に出かけた際にドレスと初めて出会ったことをきっかけに、その魅力に夢中になり、ワンピースを手作りする。その3年後、14歳となった糸子(尾野さん)は女学生になり、学校へ向かう……という物語。尾野さんの初登場は初回、オープニングで星ちゃんが演じる少女時代の糸子とともに歌を歌うシーンで、劇中では第6回、自宅で目覚めるシーンが初登場となる。放送は総合テレビで10月3日から毎週月曜~土曜午前8時。(毎日新聞デジタル)

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