鈴木福:劇団ひとりと親子ペンギンに 3Dアニメ「ハッピー フィート2」で

3D劇場版アニメ「ハッピー フィート2」の日本語吹き替え版でエリック(右下)の声を担当する鈴木福君(右上)と父マンブル(左下)の声を担当する劇団ひとりさん
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3D劇場版アニメ「ハッピー フィート2」の日本語吹き替え版でエリック(右下)の声を担当する鈴木福君(右上)と父マンブル(左下)の声を担当する劇団ひとりさん

 ドラマ「マルモのおきて」(フジテレビ系)で芦田愛菜ちゃん(7)とコンビを組んだ鈴木福君(7)が日本語吹き替えに初挑戦。ペンギンが活躍するハリウッドの劇場版アニメ第2弾「ハッピー フィート2 踊るペンギン レスキュー隊」(ジョージ・ミラー監督)で前作の主人公マンブルとグロリアの間に生まれた今作の主人公、子どもペンギンのエリックの声を福君が担当することが8日、明らかになった。父親のマンブルの声は、昨年9月8日に第1子の女児が生まれた劇団ひとりさん(34)。劇団ひとりさんは今回が父親役は初挑戦で、家庭を大切にする若いお父さんというイメージから今回の起用が決まった。

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 福君は「動物の出てくる映画の吹き替えをやってみたかったので、すごくうれしかったです。歌も大好きなので、楽しく歌いたいと思います! 一生懸命頑張ります!」と意気込みを語っている。劇団ひとりさんは「自分の子どもに見せられる仕事は貴重なのでありがたいです。鈴木福くんの好感度に少しでも便乗できたら幸いです」とユーモアを交えながらコメントしている。

 06年に全米で(日本では07年3月)公開された前作は、第79回アカデミー賞長編アニメ映画賞を受賞し、世界で4億ドルを超えるヒットアニメとなった。その続編「ハッピー フィート2」は前作に続いて、南極を舞台に歌って踊れる皇帝ペンギンの世界を描いている。タップダンスの達人であるマンブルは息子のエリックがダンス嫌いなことが悩みだった。踊るのが嫌いなエリックはマンブルから逃げ出し、飛ぶことができるペンギン、マイティ・スベンと出会う。父マンブルはこのカリスマ的な理想のペンギンにはかなうはずもなかった。そんなとき、ペンギンの世界が強大な力によって大きな危機に直面する。そこで小さなオキアミから大きな象アザラシまで、あらゆる生き物たちをペンギン国のために集結させる父マンブルのガッツと勇気ある姿からエリックは大切なことを学び、父との絆を深めていく……というストーリーが展開する。11月26日から全国でロードショー。3Dも同時公開。(毎日新聞デジタル)

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