マツコ・デラックス:加護ちゃんに同情 「周りの大人のせいも」

米ドラマ「弁護士イーライのふしぎな日常」のDVDのCMに出演するマツコ・デラックスさん
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米ドラマ「弁護士イーライのふしぎな日常」のDVDのCMに出演するマツコ・デラックスさん

 コラムニストのマツコ・デラックスさんが出演する、米ドラマ「弁護士イーライのふしぎな日常」のDVDのCM撮影が13日、東京都内で行われた。撮影後、マツコさんは取材に応じ、自殺未遂を図った元モーニング娘。の加護亜依さんについて「大変よね。若いうちから働いているんだから、私たちには分からない苦労もあるのよ。周りの大人のせいってところもあるんじゃない?」とコメント。一方で、お笑いコンビ「品川庄司」の庄司智春さんとの第一子の妊娠が報じられた元モーニング娘。の藤本美貴さんについては「おめでとうございます。加護ちゃんの質問の後に、嫌な質問ね……。人の人生ってのは、何があるか分からないわね」と話し、芸能界の“ご意見番”らしくズバズバと記者の質問に答えていた。

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「弁護士イーライのふしぎな日常」は08年から米国で放送されているテレビドラマ。主人公の敏腕弁護士のイーライ(ジョニー・リー・ミラー さん)は突然、誰にも聞こえないはずの音楽が聴こえたり、死んだはずの父親が現れたり、自分に向かってプロペラ機が飛んできたり……と謎の“お告げ”や“ビジョン”に遭遇するようになる。その“お告げ”に導かれるようにイーライは、知らないうちに人助けや弱者救済を行いながら、自分自身を見つめ直していく……というストーリー。イーライが見る“お告げ”には、英シンガー・ソングライターのジョージ・マイケルさんが登場し、「フェイス」などのヒット曲を披露することや米俳優のシガニー・ウィーバーさんがセラピスト役で出演することも話題となっている。

 マツコさんは、芸能界随一の“お告げ”番ということもあり、同作のCMに起用されたという。CMは、マツコさんの自宅に押しかけた営業マンが、本作に全く興味のないマツコさんに、売り込む……という内容。マツコさんは、本人役での出演で、撮影は台本なしの完全アドリブで行われた。撮影では、営業マンにDVDのパッケージを渡され、「持てばいいのね!」と怒る演技をするなど、マツコさんらしいアドリブを連発していた。

 CM撮影後の感想について「アドリブと言いつつ、ここが欲しいというのがあるわけじゃない。意外と面倒だった。この方式は2度ととりません!」とむっつり。また、「同作に出演中の俳優の中で好みはの男性はいるか?」と聞かれ「私は東アジア人しかいけないのよ。西洋人には性的な魅力は感じない」と話しつつ「ジョージ・マイケルは、私のような人種からすると、気になるところがありますよ」とマイケルさんには興味を示していた。

 同作の主人公は、劇的に人生が変わる……という設定だが、マツコさんは自身について「表面だけ見ると、幸せそうでしょ? 寂しいもんよ。私の人生なんて」と話し、「色恋から縁遠くなるし、どんちゃん騒ぎもできなくなるし……。私の場合は目立つじゃん?」とCMやバラエティー番組などテレビで見ない日はないほど多忙なだけに、プライベートが充実しないことを嘆いていた。DVDは、10月8日から販売とレンタルを開始する。(毎日新聞デジタル)

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