エイリアンによる地球侵略によって街に取り残された民間人5人の救出に向かう10人の海兵隊員の活躍を描く「世界侵略:ロサンゼルス決戦」(ジョナサン・リーベスマン監督)が17日、公開された。退役間近のナンツ2等軍曹(アーロン・エッカートさん)や若きエリートのマルチネス少尉(ラモン・ロドリゲスさん)らの簡単な人物紹介のあと、ほどなくしてエイリアンがワラワラと登場し始め、あれよあれよという間に観客は、民間人救出に向かうナンツたちに“お供”することになる。
あなたにオススメ
朝ドラ:来年度後期は「ブラッサム」 主演は石橋静河 モデルは…
出だしから終わりまで戦闘シーンの連続。5人の逃げ遅れた民間人救出のために駆り出される海兵隊員。SFアクション映画のストーリーとしては、スケールが小さいにもかかわらず、違和感を抱かせることなくグイグイと引っ張っていく展開は、あっぱれというほかない。しかも未曽有の爆撃シーンが展開し、それによって壊滅状態に陥ったロサンゼルスを、登場人物をして「捨てる」とまで言わしめる豪胆さ。海兵隊賛歌的な収束のさせ方が鼻につく人もいるかもしれないが、ここまで派手にやってもらえれば、逆に文句も言えない。
物語の背景には、1942年2月に起きた「ロサンゼルスの戦い」なる“実話”がある。これは、未確認飛行物体に米軍が砲弾を撃ち込んだが1機も撃墜できなかったというもので、当時の目撃例などを踏まえ今作が作られたという。エイリアンさえ出てこなければ戦争ドキュメンタリーを見ているよう。その異色ぶりが際立つ作品だ。9月17日から丸の内ピカデリー(東京都千代田区)ほか全国で公開。(りんたいこ/毎日新聞デジタル)
俳優の土屋太鳳さん主演、人気グループ「Snow Man」の佐久間大介さんの共演で人気を博した映画「マッチング」(内田英治監督)の続編「マッチング TRUE LOVE」が、2026…
アーティストのこっちのけんとさんが、ディズニー・アニメーション「ズートピア2」(ジャレド・ブッシュ監督・バイロン・ハワード監督、公開中)の日本版で、日本限定キャラクターの“ケント…
2023年に脳腫瘍のため28歳で亡くなった元プロ野球選手・横田慎太郎さんの人生の軌跡を描いた映画「栄光のバックホーム」。同作で、横田さんの“想(おも)い人”小笠原千沙を演じたのが…
特撮ドラマ「仮面ライダーガヴ」(テレビ朝日系、2024~25年)でヒロインの甘根幸果を演じた宮部のぞみさん、敵役のリゼル・ジャルダックを演じた鎌田英怜奈(かまた・えれな)さんにイ…
人気グループ「なにわ男子」の高橋恭平さんが、映画「山口くんはワルくない」(守屋健太郎監督、2026年6月5日公開)で主演を務めることが明らかになった。金髪コワモテで関西弁の転校生…