アイドルグループ「AKB48」の24枚目のシングルを歌うメンバーを決める「AKB48 24thシングル選抜じゃんけん大会」が20日、日本武道館(東京都千代田区)で行われ、篠田麻里子さんが優勝し、2代目の“じゃんけん女王”の座に輝くとともに、12月7日発売の24枚目のシングルでのセンターポジションを勝ち取った。イベント終了後には順位決定戦も実施され、上位8位までが確定。2位は決勝で篠田さんに敗れた藤江れいなさん、3位は峯岸みなみさんで、4位は研究生の小林茉里奈さん、5位は秋元才加さん、6位は大家志津香さん、7位は前田亜美さん、8位は佐藤すみれさんという結果となった。
あなたにオススメ
来春朝ドラ「あんぱん」の“二人の妹” 朝ドラヒロインまで手が届くか
藤江さんと篠田さんの決勝戦は、3回あいこが繰り返され、最後は篠田さんがグーで勝利。篠田さんは、そのまま後ろにのけぞりながらガッツポーズした後、両手で顔を覆い歓喜の涙を流した。レフェリーの南海キャンディーズ・山里亮太さんに支えられて右腕を高々と挙げ、「正直、2回戦で負けるかなと思っていたのでここに立っているのが不思議。正直めちゃくちゃうれしいです」と喜びを表現した後、「選抜で初のセンター、すてきなシングルにしたいと思います。ありがとうございます」と涙ながらにあいさつし、割れんばかりの拍手と歓声を浴びた。
今回の「選抜じゃんけん大会」は、姉妹グループ「SKE48」「NMB48」、研究生も含む総勢68人が本戦に出場。選抜メンバー16人には、上位8人のほか、小嶋陽菜さんや北原里英さんらも選ばれた。チーム別の内訳は「チームA」4人▽「チームK」4人▽「チームB」3人▽「チーム4」1人▽研究生1人▽SKE1人▽NMB2人。また前回じゃんけん大会からは12人のメンバーの顔ぶれが変わり、今年の第3回選抜総選挙の選抜メンバー(21人)からは6人しか残らなかった。
19枚目のシングル「チャンスの順番」(10年12月発売)を歌う選抜メンバーを決めた昨年の第1回に続き、2年連続2回目となる「選抜じゃんけん大会」。前回は、「AKB48」のメンバー47人と研究生4人の計51人が参加し、じゃんけんで選抜メンバー16人を決めたが、今回は姉妹グループの「SKE48」と「NMB48」が初参戦し、AKB48の研究生を含む総勢68人が本戦に出場。12月に発売される24枚目のシングルを歌う選抜メンバーの座を目指して、約1万1000人の観客が見守る中、じゃんけんでの真剣勝負を繰り広げた。
1位:篠田麻里子▽2位:藤江れいな▽3位:峯岸みなみ▽4位:小林茉里奈(研究生)▽5位:秋元才加▽6位:大家志津香▽7位:前田亜美▽8位:佐藤すみれ▽肥川彩愛(NMB48)▽梅田彩佳▽河西智美▽桑原みずき(SKE48)▽小嶋陽菜▽山口夕輝(NMB48)▽山内鈴蘭▽北原里英