女優の檀れいさんが22日、東京都内のスタジオで映画「三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船」の日本語吹き替えのための公開アフレコを行った。俳優の及川光博さんと結婚してから初めて公の場に姿を見せた檀さんは、報道陣の「幸せですか?」という矢継ぎ早の質問に、驚きながらも「もちろん!」と笑顔で答え、「皆さんすごい……」とこぼしながら会場を後にした。
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映画は、17世紀のフランスが舞台。銃士にあこがれ、パリに出てきた気が強く無鉄砲な青年ダルタニアン(ローガン・ラーマンさん)は、成り行きで三銃士の仲間入りを果たし、王妃の首飾りを取り返すため、英国へ向かうことに。そこに事件の鍵を握る二つの黒い影、バッキンガム公爵(オーランド・ブルームさん)と正体不明の美女ミレディ(ミラ・ジョボビッチさん)が立ちはだかる……というストーリー。日本語吹き替えは、ミレディ役を檀さん、ダルタニアン役を溝端淳平さんが担当することになり、この日、檀さんは溝端さんとともに公開アフレコに臨んだ。
檀さんは、役柄に合わせた淡いベージュのドレス姿で登場。映画の「王妃の首飾り」にちなんで、「最近、人からプレゼントされた物は?」と聞かれると「昨日、別のお仕事で、職人さんをめぐる旅をしていたんですけれど、その方から焼き物をいただきました。(結婚の)お祝いでもあるのかな」と幸せそうな笑顔を見せた。質問が檀さんに集中するのを見た溝端さんは「皆さん、僕のプライベートには何の興味もない?」と声を上げ、「(プライベートは)何もないです。最近はケンドーコバヤシさんと『BOSS』というドラマでキスしました(笑い)。全部カットになりましたけど」と檀さんに助け船を出していた。
初めての洋画のアフレコについて溝端さんは「難しかったですね。アニメはやったことがあるんですが洋画は初めての経験で、息の吸い方とか、相手の芝居に合わせて声をのせることはなかったので、独特の吐息が多いんです」と苦労を語ったが、檀さんは「私はやりやすかったというか、楽しくできた。ミラ・ジョボビッチさんに合わせて、この役を表現することができた。私個人としてはミラさんの小悪魔的なところやいろんな女性の顔を見てほしい」と映画をPRしていた。映画は10月28日公開。(毎日新聞デジタル)
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