SPECIAL EDITED VERSION 『ONE PIECE』魚人島編
第8話 弱虫で泣き虫!人魚姫しらほし
12月22日(日)放送分
話題のマンガの魅力を担当編集が語る「マンガ質問状」。今回は、背が高く小学生には見えない風貌の弟と、背が小さく子供にしか見えない高校生の姉という“あべこべ姉弟”の日常を描いた東屋めめさんの4コママンガ「リコーダーとランドセル」です。「まんがライフオリジナル」(竹書房)編集部の吉成貴美さんに作品の魅力を聞きました。
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−−この作品の魅力は?
見た目大人にしか見えない小学5年生のあつし(身長180センチ!)と、子供にしか見えない高校2年生のあつみの姉弟をめぐる物語です。見た目とはウラハラに、子供っぽいあつしは、クラスメートと遊ぶのにもひと苦労。一方小学生に見えるあつみは、意外にも(?)しっかり者で、弟の面倒をみたりします。そんなギャップに振り回されるあつしの担任の女性教師や姉あつみの友人・沙夜の戸惑い……。現実にありえなくもない設定から生まれるさまざまな展開に目が離せない作品です。
−−作品が生まれたきっかけは?
新人だった東屋さんに何パターンも出してもらった設定の一つで、当初ボツになった設定を、悔しかったので半年後くらいにそしらぬフリをして再度出したところ通ったというのが世に出たきっかけです(笑い)。
「まんがくらぶオリジナル」連載初期から人気を獲得し、雑誌の中心的作品になりました。その後、東屋さんご自身の知名度も高くなって、この春から「まんがライフオリジナル」でも同作品の連載が始まり、2誌連載でさらにパワーアップしました。
−−編集者として作品を担当するうえでうれしいこと、逆に大変だったエピソードを教えてください。
あつし、あつみがどんどん可愛くなり、現在可愛くて仕方がないことが、担当冥利に尽きるうれしいことです。紗夜や盛山先生といったサイドを固めるキャラが動いて、あつしへの気持ちに悩んでいる姿は見ていてとても楽しいです。隠れエピソードとしては、登場キャラはすべて作者の「好き」が詰まってます。ここだけの話、タケ兄の「タケ」は竹書房のタケ。顔は、一応いい設定です(現時点では顔は出てきません)。“リコラン”は(作者さんは大変苦労してますが)、本当にピースがうまくはまるというか、展開が次々イメージできるので編集として大変なことはありません。
−−今後の展開、読者へ一言お願いします。
2誌での連載になり、ますます“リコラン熱”が沸騰中。来年1月初旬からアニメ放映も決定しました!(詳しくは「まんがライフオリジナル」「まんがくらぶオリジナル」にて随時発表します、チェックしてくださいね)。動くあつし・あつみに今からワクワクです!コミックス現在2巻発売中。アニメ放映前にそちらで予習もお忘れなく(笑い)。新刊3巻は1月発売です。どうぞお楽しみに!これからも、あつしとあつみの動向は、要チェックです!よろしくお願いいたします。
第3制作部 まんがライフオリジナル編集部 吉成貴美
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2024年12月24日 04:00時点
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