市原隼人:共演犬を「一番の表現者」と大絶賛 映画「ドッグポリス」舞台あいさつ

 俳優の市原隼人さんが1日、東京都内で行われた映画「DOG×POLICE(ドッグポリス) 純白の絆」(七高剛監督)の初日舞台あいさつに登場。市原さんは、バディ犬を演じたシロと「愛し合ってます!」といい、「犬って一番の表現者。会いたかったら会いたいと体全体で表現する。これでいいんだなと学ぶことがたくさんあった」と大絶賛していた。七高監督は、「危険な場所での撮影ではシロが怖がっていたんです。でも、市原くんが『大丈夫だよ。おれがそばにいるから』とシロに言っていて、きずなを感じました」と明かした。

ウナギノボリ

 映画は、強い正義感で警視庁の刑事を目指す早川勇作(市原さん)が、意に反して警備犬の訓練士“ハンドラー”と精鋭警備犬を擁する「警備2課装備第4係」へ配属を命じられる。仕事への意欲を失う早川だったが、警備犬への道を閉ざされてしまった「シロ」と出会い、警備犬として改めて育成しようと決意する。「シロ」はその情熱により才能を開花させていき、次第に両者の間には言葉を超えたきずなが芽生えていく。そんな中、連続爆破事件が発生し……というストーリー。

 舞台あいさつには、共演の戸田恵梨香さんと時任三郎さん、村上淳さん、阿部進之介さん、カンニング竹山さんも登場。国内ナンバーワンの女性ハンドラー役を演じた戸田さんは、「男女の肉体的なハンディがある中で努力し認められた人。一人でも多くの勇気とかパワーを与えられたらいいなと思っています」と力を込めた。また、市原さんと戸田さんがデコレートしたという犬用のケーキがシロにプレゼントされ、シロもしっぽをふって大喜びしていた。シロと共に試食したカンニング竹山さんは、「まずい! 味の薄いスイートポテトみたい」と話した。

 映画は、全国東宝系で公開中。(毎日新聞デジタル)

映画 最新記事