落語家の林家三平さんと女優の国分佐智子さんが2日、東京都内のホテルで挙式、披露宴を行い、2人の出会いの場となったドラマ「水戸黄門」に出演する里見浩太朗さん、東幹久さん、的場浩司さんをはじめ芸能関係者など700人以上が出席した。ビートたけしさんも紋付きはかま姿で駆けつけ、毒舌いっぱいの祝辞で2人の門出を祝福した。
あなたにオススメ
来春朝ドラ「あんぱん」の“二人の妹” 朝ドラヒロインまで手が届くか
披露宴の終盤、三平さんは「本当に胸がいっぱいです。まさか、こんなすてきな嫁さんが自分のところに来てくれるとは。そして、あくの強い海老名家に入ってくれるとは、思っていませんでした。でも佐智子さんは素直に快く受け入れてくれました。(婚約発表)会見では、見つめ合うことが多かったんですが、これからは未来を見つめて精いっぱい精進していこうと思っています」と笑いも交えつつ、あいさつした。
式では三平さんが紋付きはかま、国分さんが白むく姿で、披露宴では純白のウエディングドレスにお色直し。ウエディングケーキならぬウエディング“ポン菓子”にハンマーを振り下ろすイベントも行われた。たけしさんは、「こんな美人な嫁さんをもらってうらやましい。こんな不平等があっていいんでしょうか!」「2人の出会いは『水戸黄門』がきっかけと聞きました。共演者に手をつけるあたりは、さすが“ちゃっかり八兵衛”、そしてあの長寿番組を見事に終わらせるとは!」などと毒舌で会場を爆笑させた。
この日の披露宴にはそのほかに、みのもんたさん、中山秀征さん夫妻、渡哲也さん、高橋英樹さん、高橋克典さん、細川茂樹さん、お笑いコンビ「キャイ~ン」、山田まりやさん、雛形あきこさん、国生さゆりさん、デヴィ夫人、貴乃花親方、菊川玲さん、酒井美紀さん、野々村真さん、音無美紀子さん、朝丘雪路さんら総勢700人以上が出席。報道陣も100人以上が詰め掛けた。
国分さんが着用した白むくは、鬼しぼちりめん地に大きな羽を広げて飛び立つ鶴の金ししゅうがあしらわれたもの。披露宴で身に着けたドレスは、胸元に大小5種類の立体的な小花があしらわれた、透明感あふれる5枚重ねのソフトチュールが、動きに合わせて優しく揺れるデザイン。いずれも桂由美さんがデザインを担当した。また、全日本ブライダル協会が提唱する「ふるさとウエディング」に賛同し、会場に向かう前に、婚礼衣装で自宅から近所にあいさつ回りし、東京・上野の寛永寺に参詣するなどしたという。(毎日新聞デジタル)