カーネーション:初回視聴率16.1% コシノ3姉妹の母の奮闘記 NHK連続テレビ小説

連続テレビ小説「カーネーション」1話の1シーン。尾野真千子さん(左)と二宮星ちゃん=NHK提供
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連続テレビ小説「カーネーション」1話の1シーン。尾野真千子さん(左)と二宮星ちゃん=NHK提供

 女優の尾野真千子さん(29)が主演し、ファッションデザイナーのコシノ3姉妹の母で、自身もデザイナーの草分けとして活躍した小篠綾子(こしの・あやこ)さんをモデルにしたNHK連続テレビ小説「カーネーション」の初回が3日放送され、平均視聴率は16.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だった。関西地区は16.2%だった。

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 ドラマは、大正2年、大阪・岸和田の呉服商の娘として生まれたヒロインの小原糸子(おはら・いとこ)が、父の反対を押し切って女学校を中退し、ミシンの修業を積んで、洋装店を開業。結婚するが、3人目の子どもを身ごもったとき、夫は出征先で戦死、女手一つで娘3人を育てることになる……という物語。糸子の涙と笑いの子育て奮闘記でもある。映画「ジョゼと虎と魚たち」(03年)などの渡辺あやさんが脚本を担当。主題歌は椎名林檎さんが書き下ろした曲「カーネーション」が採用された。

 第1話は、大正13年9月の岸和田だんじり祭の日の朝、この日を待ちに待っていた11歳の糸子(二宮星ちゃん)は、父・善作(小林薫さん)を見送り、母・千代(麻生祐未さん)、祖母ハル(正司照枝さん)らとだんじりがやってくるのを胸を躍らせて待っていた。そして、やってきただんじりの上で舞う「大工方(だいくがた)」の姿に、糸子はあこがれを募らせる……という展開だった。尾野さんは、オープニングで星ちゃんが演じる少女時代の糸子とともに歌を歌うシーンで初登場した。(毎日新聞デジタル)

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