レベルファイブ:「イナズマイレブン」の次は「妖怪ウォッチ」 コロコロで連載、ゲームは未定

レベルファイブの新作発表会で発表された「妖怪ウォッチ」のアニメの一シーン(C)LEVEL−5 Inc.
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レベルファイブの新作発表会で発表された「妖怪ウォッチ」のアニメの一シーン(C)LEVEL−5 Inc.

 ゲーム会社のレベルファイブ(福岡市中央区)は15日、 東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催中のイベント「LEVEL5 WORLD 2011」で新作発表会を開き、「イナズマイレブン」シリーズや「ダンボール戦機」に続くメディアミックスプロジェクト「妖怪ウォッチ」を始動することを明らかにした。ゲームやテレビアニメ、マンガで展開することが発表されたが、ゲームの対応ハードやジャンル、発売日は未定。マンガは、小学生向けのマンガ雑誌「月刊コロコロコミック」(小学館)に掲載されることが発表された。

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 「妖怪ウォッチ」は、不思議な時計を手に入れた少年が、日常に潜む妖怪が見えるようになる……というストーリー。妖怪とは仲間になることができ、困ったときに力を借りるが、人間の悪い心に取り付く妖怪もおり、仲間と一緒に悪い妖怪を相手に戦う。同社の日野晃博社長は同作について「手応えを感じている」と力強く話した。

 発表会では、ほかにも新作の数々を披露。同社では初のiOS用アプリとなり、人気アドベンチャーゲーム「レイトン教授」シリーズのレイトン教授の息子が主人公として登場する「レイトンブラザーズ・ミステリールーム」(発売日未定)も発表した。また、四つの新作ゲームを一つのパッケージとして販売する3DS用ゲーム「GUILD(ギルド)01」もお披露目された。「GUILD(ギルド)01」には、ゲームクリエーターの須田剛一さんが手がけるシューティングゲーム「解放少女」やお笑いコンビ「アメリカザリガニ」の平井善之さんが手がけるRPG「レンタル武器屋deオマッセ」などを収録する。

 ほかにも、スタジオジブリとレベルファイブがタッグを組んだDS用RPG「二ノ国 漆黒の魔導士」のPS3版「二ノ国 白き聖灰の女王」(11月17日発売)のCMに、同作で声優を務める子役の芦田愛菜ちゃんが起用されることも発表。3DS用RPG「ガールズRPG シンデレライフ」(12年2月発売)にマンガ「ガラスの仮面」の速水真澄やマンガ「美少女戦士セーラームーン」のタキシード仮面といったキャラクターが登場することなどが明らかにされるなど盛りだくさんの内容となった。 

 イベントでは、3DS用アドベンチャーゲーム「レイトン教授VS逆転裁判」(12年発売)、サッカーをテーマとしたRPG「イナズマイレブン」シリーズの3DS用最新作「イナズマイレブンGO(ゴー) シャイン/ダーク」(12月15日発売)、「ダンボール戦機」のPSP用最新作「ダンボール戦機ブースト」(11月23日発売)の試遊機、テレビアニメ「機動戦士ガンダムAGE(エイジ)」(MBS、TBS系)のPSP用ゲーム(12年夏発売)のデモが展示され、子どもから大人まで多くの人がゲームを楽しんでいた。(毎日新聞デジタル)

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