子役の大橋のぞみさん(12)が27日、人気ホラー映画の最新作「パラノーマル・アクティビティ3」(ヘンリー・ジュースト&アリエル・シュルマン監督)の日本公開(11月1日公開)を記念して東京・浅草の遊園地「浅草花やしき」で行われたイベントに登場。園内に16日から限定オープンしている恐怖の館「パラノーマル・ハウス」を1人で体験した大橋さんは、「思っていた以上にすごく怖かったです。泣きそうになりました」と苦笑い。「今度友達と来るときには、友達だけ入れて私は外で待ってます」と話し、その恐怖をアピールしていた。
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「パラノーマル・アクティビティ」は、約135万円という低予算で製作され、09年9月に米国でレイトショーのみの12館で公開された後、口コミで上映館数を増やし全米興行収入約96億円を記録したヒット作。最新作の舞台は、米カリフォルニア州のサンディエゴとカールズバッド。二つの離れた場所で次々と起きた謎の未解決事件が世界中を揺るがせていた。88年9月24日、平凡な一家のホームビデオが偶然、身も凍る映像をとらえる。カメラが記録していたのは、姉妹と思われる2人の少女たち。部屋を暗くし、鏡の前で怖い遊びをしていたが、カメラに映っていたのは、怪奇現象(パラノーマル・アクティビティ)だった。一家を襲う怪奇現象は、次第にエスカレートしていき、カメラは、この事件が迷宮入りとなった決定的な衝撃映像を映し出す……というストーリーが展開される。
「パラノーマル・ハウス」は、最新3D音響システムを使って視覚と聴覚で恐怖の世界を体験できるアトラクション「ゴーストの館」が、映画公開を記念して特別バージョンになったもの。この日、“超常現象ハンター”に任命され、「1人でお化け屋敷に入ったことがないので、ちょっとドキドキ」と笑顔を見せていた大橋さんだが、アトラクションが始まるやいなや聞こえてきた不気味な足音や奇妙な笑い声などに、戸惑いを隠せない様子。大きな音が出る場面では、「うわー!」と絶叫して耳をふさぐなど、その恐怖にすっかり腰が抜けてしまったようだ。
恐怖体験後に「こわいものは好き?」と聞かれた大橋さんは、「ドキドキするものは好きだけど、いきなりわーっとびっくりするのはちょっと苦手」と苦笑い。ホラー映画への出演については、「ちょっと怖くてできないんじゃないかなと思う。何人かいれば大丈夫」と素顔を見せた。
同映画について、大橋さんは「これまでの作品はDVDで見ましたが、とても一人じゃ見られませんでした」と話し、「最新作の予告編を見たのですが、すごく怖く感じました。映画はお母さんたちと見たいです。みなさんも見てください」と呼びかけた。映画は11月1日から「TOHOシネマズ六本木ヒルズ」(東京都港区)ほか全国で公開。31日にはハロウィーン前夜祭上映が決定している。(毎日新聞デジタル)
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