アニメ「機動戦士ガンダム」のプラモデル「ガンプラ」の世界一の作り手を決める「ガンプラビルダーズワールドカップ(W杯) 2011」の日本代表選考会が6日、東京・秋葉原の「UDX AKIBA_SQUARE」で行われ、「シナンジュ」をベースにした山口達彦さんの作品「願い」が1位に輝いた。また、14歳以下が応募できるジュニアコースでは、畑めいさんが作製した「ザクとの戦い」が優勝。この2人が日本代表として、12月に香港で行われる世界大会に出場する。
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「ガンプラビルダーズW杯」は今年初めて開催される大会で、日本のほか中国、韓国、台湾、シンガポール、米国、イタリア、豪州など世界13カ国・地域が参加し、12月25日に香港で世界大会が開催される。日本代表選考会は、同所で行われた「ガンプラ」の祭典「ガンプラEXPOワールドツアージャパン2011」内で開催。ジュニアコース含め、30体のエントリーの中から、一般投票と特別審査員の最終審査をへて、日本チャンピオンが決定した。
優勝できると思わなかったという山口さんは、表彰式で「この賞をいただけて光栄に思う」と喜びを表現し、世界大会に向けて、「日本の代表として恥ずかしくないように戦っていきたい」と意気込みを語った。
山口さんの作品について、特別審査員を務めた「電撃ホビーマガジン」の安蒜利明編集長は「白が美しく、印象的な作品。世界と戦うにはこういう派手さが必要」と評価。同じく特別審査員の「モデルグラフィックス」の高久裕輝さんは、「一体どのように作ったのか不思議になるぐらい非常にいろんなテクニックが詰め込まれた作品」と絶賛していた。イベントの司会は人気声優の池澤春菜さんと“ガンプラ名人”で有名なバンダイの川口克己さんが担当した。(毎日新聞デジタル)
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