ディズニーの教え方の物語:50万部越えるビジネス書をノベライズ化

「9割がバイトでも最高のスタッフに育つ ディズニーの教え方の物語」の表紙
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「9割がバイトでも最高のスタッフに育つ ディズニーの教え方の物語」の表紙

 50万部を超えるベストセラービジネス書を、小説家のかみじま柚水さんがノベライズ化した単行本「9割がバイトでも最高のスタッフに育つ ディズニーの教え方の物語」が14日、発売される。主人公のドジな女子大生・南雲由愛(なぐも・ゆめ)がディズニーのキャストに採用され、奮闘しながらも成長する様子を描いたフィクションで、ベストセラーとなったビジネス小説「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら(もしドラ)」風の物語だ。

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 同書は、「クビ王」というあだ名を持つほど、アルバイトをクビになり続けた由愛が、「ウェルカムの精神」を持つディズニーのキャストに採用され、“カストーディアル”と呼ばれる清掃の仕事を担当することに。しかし由愛は、先輩・浦河ミナギに注意されるばかり……。一方、ミナギは「人を育てることは最高にわくわくする」と話す先輩に憧れ、自らトレーナーを志願したが、何度注意してもいっこうに変わらない由愛に振り回され、次第に自信をなくしていく……。由愛とミナギのやりとりを通して、コミュニケーションの原点やリーダーシップなどを説いていく物語。カバーイラストはイラストレーターのkaya8さんが担当した。

 かみじまさんは「新入社員、部下ができたばかりで上司としてどう振る舞っていいか戸惑っている人、自分の進む道を模索している人などに読んでもらえたらなと思いながら書きました」とコメント。「ディズニー好きにも、そうでない方にも気軽に読んでいただければうれしいです」と話している。1260円。(毎日新聞デジタル)

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