女優の志田未来さんが26日、東京都内で行われた「au」の携帯電話で視聴できる「LISMOドラマ」第31弾「POV~志田未来のそれだけは見ラいで!~」の制作決定記者発表に登場した。劇中で初めて本人役を演じることについて、志田さんは「セリフの言葉遣いが素の自分とはちがうので最初は戸惑いました」と明かしながらも、「監督から『そのままでいいよ』と言っていただいたので、徐々に素を出していくのが楽しくなりました」と満足そうに語った。
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同作は、志田さんと川口春奈さんが出演する映画「POV~呪われたフィルム」(12年2月18日公開・鶴田法男監督)のアナザーストーリーとして制作されたもので、1話約5分のドラマ。携帯電話向け情報番組「~志田未来のそれだけは見ライで!~」のホストを務めていた志田さんだったが、諸事情により配信が中止になってしまった。同映画の公開を記念して、新たに番組を撮り直す……という設定をドキュメンタリータッチで描く。
同番組について、志田さんは「私が好きなもの、興味があるものを紹介するバラエティー番組です」と説明。「疲れているとツナを食べたくなる」という志田さんは、番組のテーマにツナ缶を選び「余計な油をきって何もつけずにそのまま食べるのがおすすめです」と笑顔で話した。
映画でも共演しているお笑いコンビ「次長課長」の河本準一さんについて、志田さんは「河本さんとはドラマ『14才の母』でご一緒して、とても楽しくて面白い方だったので、また共演できてうれしいです」と笑顔を見せた。同じ事務所の川口さんについては、「LISMOドラマの『恋色円舞』で共演したのをきっかけに、ぐっと仲良くなりました」とにっこり。
ホラー作品に出演することから、クランクイン前におはらいを初体験したという志田さんは、「おはらいをしてくれた方に『あなたは霊がいる場所に自分から近寄っていきやすいタイプ』と言われてしまって、ドキドキしながら過ごしています。以来、魔よけの塩を財布に携帯するようになり、何もおこらなければいいんですけど……」と不安そうな表情を見せていた。番組は12月2~30日に全5話を毎週金曜配信予定。
映画は、「ブレアウィッチ・プロジェクト」「レック/REC」「パラノーマル・アクティビティ」などで人気の「POV(ポイント・オブ・ビュー)」と呼ばれるカメラの視点と登場人物の視点を一致させるカメラワークを取り入れ撮影。志田さんや川口さん、番組関係者が実際に体験した映像と、川口さんが通っていた中学校の「学校の怪談」を撮影した心霊ビデオを基に製作されたという。12年2月18日からTOHOシネマズ渋谷(東京都渋谷区)ほか、全国で公開予定。(毎日新聞デジタル)