山寺宏一:香取慎吾に“ナキしんご”を提案 「フレンズ もののけ島のナキ」初日

 人気グループ「SMAP」の香取慎吾さんが主役の赤おに・ナキの声を担当した劇場版アニメ「フレンズ もののけ島のナキ」(山崎貴、八木竜一監督)の初日舞台あいさつが17日、TOHOシネマズ六本木(東京都港区)であり、俳優陣が登場。ナキの親友・青おにのグンジョーを演じた山寺宏一さんは、青のサンタ姿で香取さんの演じるナキを絶賛し、お笑い芸人の楽しんごさんとかけて「ぜひこれからは香取慎吾じゃなく、“ナキしんご”としてやってほしい!」と提案したが、観客には全く受けず、香取さんを苦笑いさせていた。

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 映画は、童話作家・浜田広介さんの「泣いた赤おに」を原案にしたストーリーで、「ALWAYS 三丁目の夕日」「SPACE BATTLESHIP ヤマト」の山崎監督が、20年来の盟友である八木監督とともに手がけた日本独自の3DCGアニメ。さまざまな「もののけ」が住む「もののけ島」に、人間の子のコタケが迷い込むところから物語が始まる。舞台あいさつには香取さん、山寺さんのほか、YOUさん、阿部さん、コタケ役の新堂結菜ちゃんも登場した。

 映画が韓国でも配給されることを聞いた阿部さんは「この作品に参加したことをうれしく思います。でもちょっと、僕の手にはもう負えなくなってきている……」と終始落ち着かない様子で、鬼のように怖い存在を聞かれると「いないですが、小鬼くらいの感覚で、(ツイッターで)つぶやく人が怖いですね……」と観客におびえ、会場の笑いを誘っていた。(毎日新聞デジタル)

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