「ガンプラ」の世界一を決める大会「ガンプラビルダーズワールドカップ(W杯) 2011」が25日、香港で開催され、15歳以上のオープンコースでは、マレーシア代表、ホー・イック・インさんの「Kshatriya 4」が優勝し、日本代表の山口達彦さんの作品「願い」は惜しくも3位となった。ステージに登壇した山口さんは「この賞をいただけて、本当に光栄に思っています」と3位入賞を喜び、「日本は重たい話題が結構ありましたので、日本の光になれたことを誇りに思います」とコメントした。
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「ガンプラビルダーズW杯」は今年初めて行われた大会で、日本、イタリア、オーストラリア、シンガポール、マレーシア、フィリピン、インドネシア、北米(アメリカ・カナダ)、中国、韓国、台湾、香港の12カ国・地域が参加し、オープンコースと14歳以下が応募できるジュニアコースでチャンピオンを決定した。オープンコースでは審査の総合得点が最も高かった「Kshatriya 4」が初代王者の栄冠に輝き、2位は香港代表、コン・イウマンさんの「Hades.Kshatriya」だった。
また、ジュニアコースでは中国代表、ラウ・ジャホンさんの「Conversation by Heart」が優勝。2位は台湾代表、リン・ツォンハンさんの「OOQ」、3位は香港代表、ウィルソン・ヨンさんの「第四空間中的二次大戦」で、日本代表、畑めいさんの「ザクとの戦い」は惜しくも入賞を逃した。同大会は、来年も行われる予定。(毎日新聞デジタル)