ビブリア古書堂の事件手帖:第1巻が発売9カ月で初の首位獲得 シリーズ累計は100万部を突破

「ビブリア古書堂の事件手帖~栞子さんと奇妙な客人たち~」の表紙
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「ビブリア古書堂の事件手帖~栞子さんと奇妙な客人たち~」の表紙

 12日発表されたオリコン週間本ランキング(16日付)によると、11年3月25日に発売された三上延さんの人気ミステリーシリーズの1巻「ビブリア古書堂の事件手帖~栞子さんと奇妙な客人たち~」が3万5630部を売り上げ、発売9カ月で初めて文庫部門の首位を獲得した。同シリーズは発売中の1巻、2巻で累計103万部を発行、同書を発行するメディアワークス文庫では初のミリオンセラー作品となっている。

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 これまで、1巻は11年12月12日付から5週連続でトップ10位入り。10月に発売した2巻「ビブリア古書堂の事件手帖~栞子さんと謎めく日常~」は通算7回トップ10位入りし、今週も4位を獲得した。

 「ビブリア古書堂の事件手帖」シリーズは、鎌倉の片隅にある古書店「ビブリア古書堂」が舞台。美貌の店主・篠川栞子と本の読めない青年・五浦大輔が、客が持ち込んだ古書の謎と秘密を解き明かしていく。物語には、夏目漱石の「それから」、太宰治の「晩年」など実在の作品が登場し、古書に関するうんちくなどもつづられている。書店員から支持を集め、口コミなどで人気に火が付いた。春に第3巻が発売される予定。(毎日新聞デジタル)

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