最後から二番目の恋:小泉・中井17年ぶりW主演ドラマ初回視聴率12.1%

「最後から二番目の恋」のワンシーン=フジテレビ提供
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「最後から二番目の恋」のワンシーン=フジテレビ提供

 女優の小泉今日子さんと俳優の中井貴一さんが17年ぶりにダブル主演するドラマ「最後から二番目の恋」(フジテレビ系、毎週木曜午後10時)の初回が12日、放送され、平均視聴率は12.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だった。

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 ドラマは、古都・鎌倉を舞台に、円熟した大人の青春を描くラブストーリー。小泉さん演じる45歳独身のテレビプロデューサー吉野千明は、将来への不安を感じており、友達との話題はもっぱら健康や老後のこと。一方、中井さん演じる長倉和平は、妻に先立たれた50歳子持ちの鎌倉市役所の職員で、この先、誰かと恋をするなんて面倒くさいと思っているという設定だ。そんな2人が鎌倉で出会い、恋愛に発展していく内容で、全世代の女性の応援歌として明るくて泣ける“大人の青春ドラマ”を目指している。脚本は昨年の連続テレビ小説「おひさま」を手がけた岡田惠和さんが担当。飯島直子さん、坂口憲二さん、内田有紀さんらも出演している。

 第1話では、千明(小泉さん)は、美人脚本家として人気の栗山ハルカ(益若つばささん)と組んで連続ドラマを作るよう命じられる。だが、ハルカは納期を守らず、脚本も面白くない。ハルカに激しくダメ出しをしているうちに、千明はめまいや吐き気など、更年期特有の症状に襲われ、病院に運ばれてしまう。入院した夜、家族がいないことをしみじみと感じ、以前、友人の啓子(森口博子さん)たちと冗談半分で話していた鎌倉の古民家で一緒に暮らすというアイデアを実行しようとする。あくる日、鎌倉を訪れた千明は、海岸で掃除をしていた和平(中井さん)と出会う……というストーリー。

 ドラマは毎週木曜午後10時放送。(毎日新聞デジタル)

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