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関野吉晴さん:ルーツたどる探検最終章も「旅はまだ」 ドキュメンタリー番組「新グレートジャーニー」

テレビ
「新グレートジャーニー」の会見に登場した探検家の関野吉晴さん

 探検家で医師の関野吉晴さん(63)が日本人のルーツをたどり旅をする番組の最終章となる「新グレートジャーニー~最終章~“日本人の来た道”海のルート4700キロ(仮)」(フジテレビ)の記者会見が24日、開かれた。93年から世界中を旅し、今回最終章を迎える同シリーズだが、関野さんは旅はまだ続けていくつもりといい、「今まで(旅で)会った人にもう一度会いたいですし。海は一つのルートしかやっていない。もう60歳過ぎて、いつまでできるかわからないけど、まだやりたいことがたくさんあります」と次なる旅に思いをはせていた。

 「グレートジャーニー」は、関野さんが人類の“足跡”を逆のルートでさかのぼっていく旅を映したドキュメンタリー番組。93年、チリのナバリーノ島から旅を始め、35カ国を訪問、5万3000キロを走破し、02年にアフリカ・タンザニアのラエトリでゴールを迎えた。その後、第2弾として、日本人のルーツをたどることを目的に「新グレートジャーニー」がスタート。06年にシベリアから北海道を目指した「北方ルート」の旅を、08年にヒマラヤからインドシナを経由し、対馬を目指した「南方ルート」を放送し、今回は最終章として、インドネシアから沖縄までおよそ4700キロの「海上ルート」がメーン。09年4月から11年6月までの航海の記録が放送される。

 旅の原動力を「面白いから。異文化を見て、自分の文化がわかったり、目からうろこが落ちたり、人生が変わってしまう。そういうところが面白い」と目を輝かせる関野さん。今回の旅のコンセプトは自然から採ってきた材料で旅に必要な“モノ”を作ることがだったといい、砂鉄を採取して鉄を作り、そこからおのを作ったり、また、そのおのを使って巨木を切り倒し、船(カヌー)を作るところから始めたことを明かし、「そういうことをすることによって、気づくことがたくさんある」と語った。

 カヌー作りなどの準備を含め、足かけ4年という歳月をかけて、インドネシアから石垣島まで航海。エンジンも搭載していないカヌーで風力と人力で進んできた道中は、かなり過酷な状況もあったようで、「(過酷だった時は)悪天候や風です。また、基本は島影や星を見ながらの航海でしたが、悪天候などで夜星の方向がわからないし、また海峡を渡るときは島影見えないし。進む方向がわからなくなるのが大変でした」と振り返り、「途中、海賊が出る海域もありましたので、神経使いましたね」と旅の苦労を語った。

 番組は2月12日午後4~5時25分フジテレビで放送。(毎日新聞デジタル)

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