WOWOW:映画でおなじみの料理にファンが舌鼓 iPhoneアプリ「映画の一皿」 

映画の中の料理を披露した料理研究家の植松良枝さん
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映画の中の料理を披露した料理研究家の植松良枝さん

 映画の中で登場する料理についてストーリーと併せてレシピを紹介するWOWOWのiPhone向けアプリ「映画の一皿」のスペシャルイベントが25日、東京都千代田区のイベント会場で開催された。イベントではレシピの監修を行っている料理研究家の植松良枝さんが映画「ゴッドファーザー」の中で登場する「ミートボールとソーセージのトマト煮」など、映画ファンにはおなじみの料理について映画ならではのアレンジを説明しながら調理した。

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 同アプリは11年9月に登場し、WOWOWでオンエアされる映画ともリンクしており、見てから食べても、食べてから見ても楽しめるラインアップとなっている。11年9月には無料アプリのライフスタイル部門でダウンロード数3位を記録している。

 スクリーンの中のメニューをレシピ化することについて、植松さんは「映画で見るだけでは資料が少ない中、イマジネーションと取材を繰り返して、毎月5品レシピを作っています」と苦労を語った。アプリでは、映画そのままのレシピを載せるのではなくて、作りやすく簡単にアレンジ。調理が分かりやすいようにプロセスカットを多めに加えているといい、「ぜひ料理を作って、その料理を映画の中で探してみてください」とPRしていた。

 この日、植松さんは、映画「ゴッドファーザー」(2月26日放送)の「ミートボールとソーセージのトマト煮」のほか、WOWOWのアカデミー賞特集で近々放送される映画「エイジ・オブ・イノセンス 汚れなき情事」(2月14日放送)に登場する前菜「コールド・サーモン」、映画「ジュラシック・パーク」(31日放送)で子どもたちがつまみ食いする「メロンゼリー」の作り方のコツを紹介。試食では3品のほか、映画「食堂かたつむり」のジュテームスープ、「アメリ」のクレーム・ブリュレなどデザートの盛り合わせが登場し、参加者は興味深そうに話を聞きながら、料理に舌鼓を打っていた。(毎日新聞デジタル)

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