俳優の金城武さんの最新主演作、ミステリーアクション映画「捜査官X」が4月21日に公開されることが決まった。金城さんが映画に出演するのは、09年の「レッドクリフ パート2 未来への最終決戦」以来3年ぶりで、また主演を務めるのは08年の映画「K-20 怪人二十面相・伝」以来4年ぶり。本作ではアジアを代表するアクションスター、ドニー・イェンさんとダブル主演を務める。
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金城さんが演じるのは、作品タイトルに頭文字を冠した“捜査官X”こと主人公のシュウ(Xu)。帽子と丸ぶちメガネを着用したユニークな風貌で、ひょうひょうとした装いと振る舞いは金田一耕助をはじめとする和製ミステリーの歴代名探偵をほうふつとさせる。また、シュウが随所に披露する“脳内推理”のプロセスも見どころのひとつで、現場に残されたわずかな物証も見逃さない眼力の鋭さ、人体構造から武術まで、あらゆる分野に精通した博識ぶりで、事件の手がかりを高速解析し全貌を具体的なイメージとして再構築してみせる。
映画は、中国の辺ぴな村で強盗殺人事件の犯人2人が謎の死を遂げ、事件を担当するため村へ訪れた捜査官シュウ(金城さん)がその真相に迫るストーリー。当時事件現場には製紙工場に勤める職人リウ(イェンさん)が偶然居合わせており、リウの必死の応戦により2人は打ち所が悪く死亡したのだという。しかしシュウは、入念な検視や現場検証を重ね、偶発的な正当防衛ではなくリウが致命傷を意図的に狙ったのではないかと疑念を抱き、やがてリウの隠された過去、そして村全体をも脅かす驚愕(きょうがく)の真実へとたどりつく……という内容。
リウの妻役の「ラスト、コーション」(08年)で注目されたタン・ウェイさんをはじめ、ジミー・ウォングさん、クララ・ウェイさんら人気スターが出演している。監督は、「ウィンター・ソング」(06年)と「ウォーロード/男たちの誓い」(09年)で金城さんとタッグを組んだピーター・チャンさん。(毎日新聞デジタル)
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