若手お笑い芸人がしのぎを削る「第33回ABCお笑いグランプリ」（朝日放送系）の決勝進出10組を発表するプレゼンターにボクシングWBC世界ミニマム級王者の井岡一翔選手が決定したことが28日、明らかになった。日ごろからお笑い番組をよく見るという井岡さんは「大役を引き受けて少し緊張しています」とコメント。また、アシスタントにはモデルの菜々緒さんが抜てきされ「お笑い番組の司会を務めるのは初めて。一生懸命頑張ります」と意気込みを語っている。

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　「第33回ABCお笑いグランプリ」は、若手お笑い芸人の登竜門「ABCお笑い新人グランプリ」がリニューアルされた大会。参加資格を関西中心に活動しているプロ限定から全国に拡大し、これまで「漫才・コントは結成5年未満」、「落語は初舞台から10年未満」に制限していた活動経験を「デビュー10年以内」に変更、ジャンルを問わない「お笑い新人統一王座決定戦」として生まれ変わった。優勝賞金は300万円。「ABCお笑い新人グランプリ」ではこれまでにお笑いコンビのダウンタウンやナインティナインらがグランプリを受賞している。

　今回のエントリー数は史上最多の449組。28日にこれまで勝ち残ってきた36組による準決勝が開催され、決勝進出10組が決定。決勝進出10組は、29日に開催される決勝大会の冒頭で発表される。司会はお笑いタレントの藤井隆さんが担当。また、審査員はお笑いコンビ「キャイ～ン」の天野ひろゆきさん、板尾創路さん、太平サブローさん、お笑いコンビ「ハイヒール」のリンゴさん、渡辺正行さんら5人に決定した。

　決勝大会は朝日放送ほか全国18局で29日午後3時半～午後5時25分に生放送される。（毎日新聞デジタル）