杉山愛:錦織選手は「普段は紳士」 初の著書出版イベントで魅力語る

著書「勝負をこえた生き方」のサイン会を行った杉山愛さん
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著書「勝負をこえた生き方」のサイン会を行った杉山愛さん

 元プロテニスプレーヤーの杉山愛さんが29日、自身初の著書「勝負をこえた生き方」(トランスワールドジャパン)の出版記念サイン会を東京都内の書店で開催した。サイン会の前に会見した杉山さんは、先日の全豪オープンでベスト8まで勝ち進んだ錦織圭選手の奮闘を「本当に信じられないぐらい大きな結果。さらに、これからやってくれるんじゃないかというのを私たちに残してくれた」とたたえ、「彼はオンコートとオフコートのギャップがあって、コートに立つとファイトあふれる自由な発想のパフォーマーだけど、普段は優しいし気配りができる人。試合後のインタビューなどで会う時、自分のバックを褒めてくれて、“お姉さん”を知っている、本当にジェントルマンです」と錦織選手の魅力を語っていた。

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 さらに会見で杉山さんは、結婚の“先輩”として錦織選手の結婚相手選びのアドバイスを聞かれ、「お互いの良さを引き出せる人。その人の性格とかライフスタイルなどいろんな面から良さを引き出せる人。圭にはまだなんじゃないかな」と笑顔で答えていた。

 「勝負をこえた生き方」は、杉山さんがWOWOWのウェブサイトで連載中のオリジナルコラム「愛’S EYE」を書籍用に編集したもの。17年間のプロ生活から学んだ勝負の世界の教訓から、勝負を越えて、引退から結婚に至るまでの私生活にも応用している人生哲学を23のメッセージと五つのキーワードという形で紹介している。発売中で、価格は1365円。

 今回の書籍化に対し、杉山さんは「こういう機会を与えていただいてうれしく思う。テニスのことをメーンに書いてますが、テニスをしていない方にも読みやすいように書きました」と語り、「何か目標に向かう際、嫌になる時とか、くじけそうになる時など、そういう中で自分が少しずつ乗り越えてきた経験を、読者とシェアできたらうれしい」とアピールした。(毎日新聞デジタル) 

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