ゲーム雑誌大手のエンターブレインがこのほど発表した12年1月のゲーム販売ランキングによると、任天堂の携帯ゲーム機「ニンテンドー3DS」が約72万2000台を売り上げ、ゲームハードの月間売り上げランキングの首位を8カ月連続で獲得。3DSはソフトも好調で、ゲームソフトの月間売り上げランキングでも、「マリオカート7」(任天堂)が約38万9000本で首位、「モンスターハンター3(トライ)G」(カプコン)も約31万9000本で2位、「スーパーマリオ3Dランド」(任天堂)が約29万9000本で3位と上位を独占した。
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「マリオカート7」は2カ月連続の首位。同じく2カ月連続で2位となった「モンスターハンター3G」(昨年12月10日発売)は、累計売上本数が約112万8000本となり、3DS向けソフトとしては、「マリオカート7」「スーパーマリオ 3Dランド」に続き、3本目となるミリオン(100万本)を達成した。また、1月26日に発売された人気シリーズのオリジナルタイトル「バイオハザード リベレーションズ」(カプコン)が16万1000本を売り上げて5位にランクイン。年末商戦で好調だったソフトに加え、強力な新作が登場したことも、ゲーム機本体の売り上げに貢献したとみられる。昨年12月に400万台を突破したばかりの3DSは、1月末時点で累計販売台数も485万8000台となっており、早くも500万台到達が目前となっている。
一方、昨年12月17日発売のソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)の携帯ゲーム機「PSVita」の売り上げは、前月の約40万3000台から約12万6000台と3分の1以下に減少。2位の「プレイステーション3」(約21万1000台)、3位の「プレイステーション・ポータブル」(約18万6000台)にも及ばず、4位にとどまった。また、PSVitaのソフトでは、月間売り上げランキングのトップ50に入ったのは2作のみで、1月26日に発売された「テイルズ オブ イノセンス R」(バンダイナムコゲームス)が約4万7000本で19位、「みんなのGOLF6」(SCE)が約3万1000本で36位だった。
調査は、エンターブレインが全国の3600店の売り上げデータを基に集計した。(毎日新聞デジタル)
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