ブルーレイ:TSUTAYA利用者の再生機所有率55.9% 初めて半数上回る

ブルーレイソフトのラインアップ充実とともに再生機も普及
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ブルーレイソフトのラインアップ充実とともに再生機も普及

 全国のTSUTAYA店舗利用者のうち、ブルーレイが再生できる機器を所有している割合は55.9%と09年の調査開始から初めて半数を上回ったことが、TSUTAYAを展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)の調査で分かった。

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 全国で1464店舗のTSUTAYAを展開する同社は、ブルーレイ再生機器の所有率について、09年から全国のTSUTAYA店舗利用者を対象に郵送で調査を実施しており、今回の調査は昨年11月に行われ、有効回答数は1509人。所有率は09年調査では19.0%、10年調査では33.7%だったが、今回は55.9%と大幅にポイントを伸ばし、初めて過半数となった。同社は、昨年7月の地上波放送デジタル化(地デジ化)移行や、洋画作品を中心にブルーレイソフトのラインアップが徐々に充実してきていることなどが要因で、大幅に所有率が伸びたとの見方を示している。

 また同社によると、昨年のブルーレイソフトのレンタル状況は、月間レンタル枚数が毎月、前年同月比で150~200%で推移するなど好調で、11年7月には初めて月間レンタル枚数が100万枚を突破。販売でもアニメなどでブルーレイソフトがDVDを上回る場合が増えており、再生機器の保有拡大により、今後もブルーレイソフト利用の拡大が見込まれるとしている。(毎日新聞デジタル)

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