三谷幸喜:宅麻伸へアドバイス「早く忘れて前に進みましょう」

映画「ステキな金縛り」で毎日映画コンクールTSUTAYA映画ファン賞日本映画部門を受賞した三谷幸喜監督
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映画「ステキな金縛り」で毎日映画コンクールTSUTAYA映画ファン賞日本映画部門を受賞した三谷幸喜監督

 脚本家で演出家の三谷幸喜さんが13日、シネコン「チネチッタ」(川崎市川崎区)であった「第66回毎日映画コンクール」(毎日新聞社、スポーツニッポン新聞社主催)の表彰式に出席。バレンタインデーについて聞かれた三谷さんは「独身だからいただけるものはいただきたい。予定はないけれど寂しくなんかないよ、仕事があるから」と強がって見せ、宅麻伸さんと賀来千香子さんの離婚へのコメントを求められると自ら「やっと忘れられたと思ったのに蒸し返さないでください」と報道陣に抗議。宅麻さんへは「早く忘れて前に進みましょう」とアドバイスを送った。

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 映画「ステキな金縛り」で同コンクールTSUTAYA映画ファン賞日本映画部門を受賞した三谷さんは「ファンが選んでくれたということでどんな賞よりうれしい」と感激しきり。早くも次作を準備しているといい「最高傑作は次です」と明かした。三谷監督は「日本人が作ったコメディーを世界に見せたい。オスカーとかもらえたらうれしい」と夢を語った。

 また、「冷たい熱帯魚」(園子温監督)で男優助演賞を受賞したでんでんさんとともに取材を受けた三谷さんは「大学出たての時、でんでんさんに自分が書いたものを見てもらったりしていた。同じ表彰式に出るとは思わなかった」と感慨深げ。「飢餓海峡」の刑事役をやってみたいというでんでんさんに「一緒にやりますか」と持ちかけ旧交を温めていた。

 「ステキな金縛り」は、失敗続きで後がない弁護士・エミ(深津絵里さん)がある殺人事件を担当するところから始まるコメディー。被告人(KANさん)は、事件当夜に旅館の一室で金縛りにあっていたことをアリバイに無実を主張するが、無実を証明できるのは一晩中、被告人の上にのしかかっていた落ち武者の幽霊・六兵衛(西田敏行さん)だけ。エミは六兵衛に会い、彼を証人として法廷に召喚するが……というストーリー。(毎日新聞デジタル)

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