妻夫木聡:大役やり遂げホッ!来年司会の竹野内は尻込み ブルーリボン賞

「第54回ブルーリボン賞」授賞式で司会を務めた妻夫木聡さん(右)と寺島しのぶさん
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「第54回ブルーリボン賞」授賞式で司会を務めた妻夫木聡さん(右)と寺島しのぶさん

 俳優の妻夫木聡さんと女優の寺島しのぶさんが14日、東京・内幸町のイイノホールで開かれた「第54回ブルーリボン賞」の授賞式で司会の大役を務めた。毎年、前年の主演男優賞と主演女優賞のコンビが司会を務めることになっており、苦戦しながらも進行役をやり遂げた妻夫木さんは、「最後までぐだぐだですいません。去年は(笑福亭)鶴瓶さんとか綾瀬(はるかさん)に『大丈夫すか?』と言っちゃいまして、すいませんでした!」とホッとした表情をみせた。

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 今年の主演男優賞は「太平洋の奇跡~フォックスと呼ばれた男~」での演技が評価されて受賞した竹野内豊さん。「憧れの名優と呼ばれていた方々が受賞されていた、すばらしい名誉ある賞をいただくことになり、今でも信じられません」とあいさつした竹野内さんだったが、来年度の授賞式の司会について聞かれると、「進行できないかもしれない。あまり人の前に出るのが得意じゃないので……」と苦笑い。妻夫木さんから「正直、相当緊張してますよ。来年がんばってください」とエールを受けた。

 一方、「八日目の蝉」で主演女優賞を獲得した永作博美さんは、「4年前に『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』という作品で助演女優賞をいただいた時に、主演賞を取ると次の年の司会ができると知って、次に来るときは絶対に主演女優賞をいただきに来ようと思ってました。今回やっといただけて本当にうれしく思います」と意気揚々と語り、来年の司会に意欲をみせた。

 この日の授賞式には、助演男優賞の伊勢谷友介さん、助演女優賞の長澤まさみさん、新人賞の芦田愛菜ちゃんらも出席。会場は華やかな雰囲気に包まれた。(毎日新聞デジタル)

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