AOU2012：音楽ゲームが多数登場　ソーシャルゲームと連携も

　アーケードゲーム機の展示会「AOU2012アミューズメント・エキスポ」が17日、幕張メッセ（千葉市美浜区）で開幕した。アーケードゲーム機としては初めて体感型コントローラー「Kinect（キネクト）」を搭載し、プレーヤーがダンスする動きをセンサーで読み取る「DANCE EVOLUTION ARCADE」（コナミデジタルエンタテインメント）や音楽に合わせてタッチパネルやボタンを操作しながらダンスを楽しめる「maimai」（セガ）などの音楽ゲーム、携帯電話と連携してソーシャルゲームを楽しめるゲーム機などが登場した。

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　展示会は、アーケードゲームの業界団体で作る全日本アミューズメント施設営業者協会連合会の主催で、昨年から4社増の37社が出展した。音楽ゲームでは、アイドルグループ「AKB48」とコラボした「太鼓の達人」（バンダイナムコゲームス）も登場。キャンペーン期間中の4月9日までにプレーすると、板野友美さんや高橋みなみさんらメンバーからメールでメッセージが送られる。また、アーケード機で獲得したメダルを使ってスマートフォンアプリでゲームを楽しめる「ヴィーナスファウンテン」（コナミデジタルエンタテインメント）、ソーシャルゲームでキャラクターを育成できるアクションゲーム「スティールクロニクル」（コナミデジタルエンタテインメント）など携帯電話やスマートフォンと連携できるゲームが注目を集めた。

　さらに、「鉄拳タッグトーナメント2 アンリミテッド」「機動戦士ガンダム エクストリームバーサス フルブースト」（ともにバンダイナムコゲームス）といった人気タイトルの新作や人気アクションゲーム「モンスターハンター」のスロットゲーム（セガ）も人気で、試遊機に列ができた。

　変わり種では、セガのブースで男子用トイレに設置する「トイレッツ」を展示。トイレにディスプレーとセンサーを設置すると、尿の勢いや量を計測したり、直前の使用者と尿の勢いを競える。ディスプレーには、広告も掲載可能。ほかにも、80年代に発売されたシューティングゲーム「ファンタジーゾーン」がメダルゲーム「メダル de ファンタジーゾーン」（セガ）として復活し、オールドゲーマーを中心に人気を集めていた。

　展示会は18日までで、開場時間は午前10時～午後5時。当日券は1000円（小学生以下と60歳以上無料）。（毎日新聞デジタル）