1月に第1子を出産した女優の小雪さんが22日、東京都内で行われた映画「ALWAYS 三丁目の夕日‘64」(山崎貴監督)のママさん上映会に登場。ブラウンのワンピース姿の小雪さんは、客席から「だんな様は家事を手伝ってくれますか?」という会場からの質問に「そうですね、時間に余裕があるときは手伝ってくれようとしてくれます。大変なことは一緒に共有した方がチームになっていけるので、なるべくお願いするようにしています」と答えていた。
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同上映会は、普段は育児で忙しく、映画館に足を運べない母親が小さい子どもと一緒に参加でき、子どもが騒いでも周りに気兼ねすることなく映画を楽しめるイベントとして開催。100組200人の親子が集まり、上映を行った後、小雪さんが舞台あいさつに登場した。
「子どもはどちら似?」という質問に「まだ分からないんですけれど、最初は宇宙人みたいで、お猿さんになり……。今は、上が私で下が夫という感じですね」とうれしそうに答え、子どもの「好きな食べ物は何ですか?」という質問には、「君は何が好きなの? 私はイチゴが好きだな」と優しく語りかけ、「可愛い、みんないい子ですね」と時折手を振って声援に応えた。
子育てについては「最初の1カ月はまだ赤ちゃんの要求に対応するのに模索している最中で疲れがひどくて、子どもを可愛いと思える余裕がなかった。1カ月半たった今は、ようやく少し寝てくれる時間が増えたり、笑ってくれたり。楽しむようにしたら可愛いと思えてきました」と苦労を語った。自身の体形については「まだ、完全に戻っていなくて、運動もまだできていない状態なんです。体力的にもまだ回復していないので、人に甘えたり協力してもらっています」と話し、「ベッドの上でできる腹筋だけ、簡単な体操を5分とか続けています。実際できないですよね?」と会場の母親たちに話しかけていた。
映画は、前作から5年後の東京五輪開催の1964年が舞台。小雪さんは妊婦の茶川ヒロミとして出演し、出産シーンも演じた。「妊婦の役をただやっているという感覚でした」と収録時を振り返った小雪さんは「臨月の役だったんで、常に赤ちゃんのつけもの(おもりなどの装備)をしながらやっていましたので、腰痛だけは体験できました。実体験とリンクして、非常に貴重な体験。今見ると、意外とちゃんと妊婦さんをしているなと思いました」と自分の演技に自信を見せていた。映画は3Dと2Dで全国東宝系で公開中。(毎日新聞デジタル)
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