1月に第1子を出産した女優の小雪さんが16日、映画「ヒューゴの不思議な発明」のマーティン・スコセッシ監督来日記者会見に出席し、出産後初めて公の場に姿を現した。薄いブルーのワンピース姿で登場した小雪さんは出産後の近況を尋ねる報道陣からの質問には笑顔で応じるだけだった。小雪さんは「年齢は関係なく現実の世界を忘れてスコセッシ監督の魔法の世界に陶酔できる作品」と絶賛し、スコセッシ監督も「光栄です。誰でも楽しめる作品。7歳から108歳くらいの人まで楽しんでほしい」と話した。
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映画はブライアン・セルズニックさんのベストセラー小説が原作。独りぼっちの少年・ヒューゴの冒険を、映画の父として知られるジョルジュ・メリエスの半生を軸に3Dで描く。1930年代の仏・パリ。駅の時計台に隠れ住むヒューゴ(エイサ・バターフィールドさん)の唯一の友達は亡き父(ジュード・ロウさん)が残した壊れたままの“機械人形”。その秘密を探るうちにヒューゴは少女・イザベル(クロエ・グレース・モレッツさん)と老人のジョルジュ(ベン・キングズレーさん)に出会う。ヒューゴは過去を捨てたジョルジュの“夢”を取り戻そうとするが……というストーリー。
小雪さんは「一言で感想を言うのは陳腐な気がするけれど、ストーリー、脚本などすべてが完璧。3Dが前面に出ることなく作品やキャラクターに奥行きを与えている。夢のようだった」と感想を直接スコセッシ監督に伝えた。映画は3月1日公開。(毎日新聞デジタル)
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