桑田佳祐:復興への願い込め宮城に桜を記念植樹

宮城県総合運動公園(グランディ21)に3本のソメイヨシノを記念植樹した桑田佳祐さん
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宮城県総合運動公園(グランディ21)に3本のソメイヨシノを記念植樹した桑田佳祐さん

 歌手の桑田佳祐さんが10日、宮城県利府町の同県総合運動公園(グランディ21)の総合体育館を訪れ、東日本大震災の復興への願いを込め、3本のソメイヨシノを記念植樹した。半年前に病気療養後初となるライブコンサート「宮城ライブ~明日へのマーチ!!」を同会場で行った桑田さんは、この日に出演した自身のラジオ番組で「もう一度やり直すという気持ちを忘れちゃいけない」と全国のリスナーに訴えた。

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 桑田さんは、昨年9月10、11日に震災後に遺体安置所として使用されていた同会場で、一般利用再開後初となるライブコンサートを開催。日本中に勇気と希望のメッセージを発信した。同会場を再訪した桑田さんは、日本を象徴する花のひとつで、新たな始まりや命の息吹を感じる春を代表する桜の木を記念植樹。「宮城ライブ」本編最後に歌われた「Let’s try again」の歌詞にあるように、「幾多の困難を乗り越えるべく、みんなで新しい夜明けを信じて、今こそ立ち上がった」「これからも前を向いて歩いて行こう」などの気持ちを込め、すべての人の幸せを願った。

 10日夜には桑田さんのレギュラーラジオ番組「桑田佳祐のやさしい夜遊び」を仙台の「DATE FM」から生放送。多数寄せられたさまざまな思いがつづられたメールに対し、桑田さんは一つ一つ誠実に応え、「仙台でまたライブをやりたいな」と意欲的なコメントをし、ファンを喜ばせた。(毎日新聞デジタル)

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